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ニールストラウスのザゲームの要約感想!美女が勝手に寄ってくる?

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ニール・ストラウスの「ザ・ゲーム」を読んだので、勉強になった点を中心に要約と感想をお伝えします。

目次

理論

グループセオリー

「一人でいる女には近くな。そいつはほんとのナンパとは言えない。いい女が一人でいることはほとんどない」グループに近づいたら、目をつけた女は無視して仲間たちと仲良くなるのがカギだと彼は続けた。例えば、男友だちや、持モテなさそうな女などなら特にいい。

(P37)

「女を嫉妬させることができれば」ミステリーは生徒たちに向けていった。「自分と寝るように仕向けることができる」

ここに二つの法則が働いていた。第一に、彼は注目を集め、クラブ従業員からの承認を得ることで立場を確立していた。そして第二に、彼はポーン(ターゲットに近くために話かけること)していた。すなわち、彼はより近づき難いとなりのグループへの突破口を開くため、もう一つのグループを利用したのだ。

ミステリーはとどめの一撃を加えるべく、支配人にビール瓶を浮遊させてみようと言い出した。彼はセルビア人のテーブルに近づき、空き瓶を貸してもらえるかと尋ね、それから数秒間、体の前で瓶を宙に浮かせた。ついにターゲットのグループに足を踏み入れた。彼は男たちに向かってイリュージョンをいくつかやってみせ、最低限必要な五分間、女を無視し続ける。それから態度を和らげ、彼女に話しかけ始め、手近なカウチに隔離した。彼は彼女と接触するためだけにクラブ全体をポーンした。

(P136)

ここでも5分か。ここまでトリッキーな近づき方するけど、ミステリーメソッド勉強してる人からすると見え見えなんだよな。

ピーコックセオリーは何も女を惹きつけるためだけのものじゃない。何よりもまず、注目を集めるためにあるのだ。こうやって俺に絡んでくるのも単に注目を浴びるための口実の一つなのだ。

(P153)

いつもクラブやバーで目立っていると覚えられて動きづらくなる気がするんだよなー。

ネコと糸理の理論

「だからあの女は、お前に腕を回されたときに行ってしまったのさ。そしてお前はまるで子犬みたいに彼女に追いすがった。だが、お前は彼女におしおきするべきだったんだ、すぐに背中を向けてほかのヤツと話してね。そうやって、お前に注意を引き戻させるんだ。そうすれば、彼女はあの田舎者と話し終わってからお前のとこに来る」

(中略)

「お前は『じゃ俺は行くよ』といって、彼女を彼に預けて歩き去るべきだった。彼女よりもお前のほうが気があったとしてもね。俺はお安くないぜって顔をしてなくちゃいけない」

(中略)

「垂れ下がった糸になれ」

(P57)

彼に預けてさってしまったら、彼の独断場になって来なくなっちゃうんじゃないか?

アルファメール(一流の男)の五つの条件

アルファメールが持つ性質は、自信と笑顔のほか、身だしなみがちゃんとしていること、ユーモアセンスを持っていること、人とつながっていられること、そしてその場の中心でいられることだった。五つと言ったはずなのに全部で六つあることを口にする者はだれもいなかった。

(P39)

これができれば苦労しないよな。

「支配者にとって一番大事なのは、笑顔だ」

(中略)

「部屋に入っていくときは笑顔を作れ。クラブに足を踏み入れた瞬間からゲームは始まっている。笑っていれば安定した男に見えるし、面白そうなヤツに見えるし、ちゃんとしたヤツに見える」

(P38)

初心者用トレーニング

ジャグラーのアドバイス

彼は欲求不満なAFCたちに「弱気を克服するためには、二十五セントやってホームレスと話したり、電話帳から適当に選んだ番号にかけておすすめの映画を聞いたりしてみろ」とアドバイスしていた。別の男たちには自分自身への挑戦として、仕事はゴミの収集で車は八十六年製のインパラだと告げて、わざとナンパの難易度を上げてみろと言っていた。独創的だった。そして、ちょうど初めての講座を開くと告知していた。料金は無料だ。

(P179)

これはやってみよう。

長年、コミュニティに入ったばかりで緊張しているAFCには、初歩的なミッションが与えられてきた。シャワーを浴びて、いい服を着て、近くのショッピングセンターに行ったらすれ違う女みんなに笑顔で挨拶をする、という単純なことだ。多くのAFCは、このことで彼らの内気さが克服されるだけでなく、実際に立ち止まって話してくれる女もいるのだと気がつく。

(P341)

心構え

「感情にまかせたら、ぜんぶ台なしになっちまうぞ」ミステリーが続けた。「感情があるから迷う。だから、今から感情なんてものを信じるのはやめるんだ。恥ずかしく感じたり、自意識過剰になったりすることもあるが、そんなもんは靴の中の石ころみたいなもんだ。気持ち悪いが、無視すればいい。そんなものは方程式に必要ない。」

(P36)

エリック・ウェバーの話

思うに、才能のある人間はそれをやるだけの精神力があるんだ。私は独身時代に見切りをつけようと努力するうち、あきれるような大胆さというものに気づいた。一杯のワインのあとで「ファックした」と女に言う勇気を手に入れた。君に大胆になってリードしてほしいと思っている女もいるってことだ。それを学ぶまでにずいぶん時間がかかったよ。

(中略)

ときに自信を装っていくしかない。そのうちにみんな信じ始めるんだよ

(中略)

そして、あとは死ぬだけだ。

(P646)

サーフィンはどこかナンパに似ている。海に出たらどんな彼にも乗れて、自分こそチャンピオンだと思う日もある。だが、いい波を一つもつかまえられずに、自分がバカみたいに感じる日もある。しかし何がどうであれ、毎日出かけて、学び、改めていく。そうすることでなんども蘇るのだ。

(P178)

家に帰るたびにその夜の出来事を振り返り、もっとうまく口説けたんじゃないかと思いをめぐらせた。アプローチがうまくいかなかったときには、近づく角度、巻き返し、お預け放置、時間制限などといった、あらゆる面から改良策を練った。そして電話番号を手にいれられなかったときにも、たいていのナンパ師たちのように、女のことを冷たいだとか嫌なヤツだとか言ってせめたりはしなかった。自分自身を責め、作戦ミスの原因を突き止めるまで、一言一句からジェスチャー、そして自分が取った態度に至るまでじっくり分析したのだ。

(P118)

だが、いまだに克服できない問題があった。オープナーやネグ、価値の見せつけによって誰の電話番号でも獲得できるようになった今、それにもかかわらず次にやるべきことがまったく分からなかったのだ。誰からも教わっていなかった。

つまり、厳密に言えば俺はミステリーがキスクローズに持ち込むときの「俺にキスしたいかい?」というセリフを知っていたが、現実には身がすくんでしまい、口にすることができなかったのだ。ずっといい時間を過ごしてきたあとで(それがクラブでの三十分間でも、次のデートでの数時間でも)、これまで築いてきた調和や信頼を壊してしまうことに、あまりに臆病になっていたのだ。相手が性的関心を抱いているというはっきりした意思表示を見せてくれないかぎり、俺はキスしようとすることで彼女を幻滅させ、ほかのヤツらと一緒だと思われてしまうのではないかと不安になってしまっていたのだ。

何ともくだらないAFC的考え方だ。俺の頭の中にはいまだにお人よしが潜んでいて、そいつを消しさらなくちゃいけなかったのだ。しかし残念ながら、ベオグラード行きまでにそれをやり遂げる時間はなさそうだった。

(P119)

進化論にからめた話

女というのは往々にして男よりもはるかに敏感だ。不安やごまかしを即座に見抜く。よって優れたPUAとなるためには、自分のネタと一体化し、それを信じきると同時に、優れた役者にならなくてはならない。彼女にどう思われるかを心配したまま話しかけても必ず失敗する。女より先に相手のパンツの中身をかんがえているようでも失敗する。つまりたいていの男がこれにあてはまる。サーシャもそうだし、俺もそうだ。仕方のないことなのだ。これは本能なのだから。

ミステリーはこれを「原動的社会恒常性」と呼ぶ。俺たちは常に、一方では自分自身どうしようもないほどのセックスへの欲望に、また一方ではアプローチするときの自己防衛の思いに翻弄されている。こういった恐怖が存在する理由は、彼いわく、男というのは進化論的に部族の在り方というものと密接な関係にあるからなのだという。その共同体においては誰かが女にフラれると、誰もが知るところとなる。そしてフラれた男は追放され、その遺伝子はーミステリーの表現によればー存在を抹殺されるのだ。

(P131)

進化論の書籍を挙げて、

これを読みさえすれば、なぜ女はバカな男を好きになってしまうのか、なぜ男は複数の性的交渉相手を求めるのか、またなぜこんなにも多くの人々がパートナーを欺き浮気してしまうのかが理解できる。しかし同時に、ほとんどの人間が首尾よく抑え込んでいる暴力的衝動というものが実は正常で自然な働きなのだということが分かるだろう。根っからのダーウィン論者であるミステリーにとって、こうした本は、彼の反社会的な感情や、自分の女と交渉を持つ人間を傷つけたいと思う欲望をりちてきに正当化してくれる存在なのだった。これは健康的とは言えない。

(P450)

正当化っていうけど、自分の非倫理的な欲望を科学的に理解することで、少しはましな行動に修正する効果の方が大きいと思うな。

漂う愛

ナンパの基礎的な法則の一つに「女は恋に落ちたのと同じくらい素早く恋から覚めることができる」というのがある。毎晩起こっていることだ。クラブに入って二分のうちに男の胸をまさぐり、ベタベタしていた女は、同じくらい素早く、もっとおおきくて甘い誘いに乗り換えてしまう。それがゲームだ。それが現場の実態だ。

(P301)

これはなぜこの文脈で出てきたのかがわからない。

ジョエル・クライマーと言う本を読んでスタイルが思ったこと。

俺たちは愛とは永遠に続くべきものだと考えている。だが愛はそんなものではない。それは好きなように出たり入ったりする。自由に漂うエネルギーなのだ。ときには一生とどまるときもある。だがほんの一瞬、一日、ひと月、一年のときだってある。だから愛がやって来たときには、それが自分を不安定にするからという理由だけで恐れてはいけない。だが、愛が離れていたときに、驚いてもいけない。ただそれを経験する機会を持てたことだけ、喜べばいいのだ。

(P302)

結婚で法律でしばって愛がなくなった場合、どうするんだろう。

くそテスト

「フェラもすごいわよ」彼女は言った。

「いい子だ」

このひとことにたどりつくまで、何ヶ月もかかった。ある種の女は出会いのあと、極めて性的な発言をしたがる。これは”くそテスト"だ。これに引いてしまうと、男は負けだ。しかしながらまんまと餌に食らいつき、盛り上がって性的なことを返してしまっても、負けとなる。しかしイギリスのテレビの人気キャラ、アリ・Gを見て、解決策を見つけた。ただ女の目を見つけて満足げにうなずき、それからわずかに笑みを浮かべつつ、すかした声で「いい子だ」と言うのである。

(P466)

「すごい」彼女は言った。「ずいぶん鍛えてるのね。腕がいい感じ」

「ありがとう」この一年半で学んだことの一つが、褒め言葉の返し方だ。ただ「ありがとう」とだけ言う。これは自信のある人間だけが口にできる言葉だ。

(P503)

その他

道場を選べ。

ロス・ジェフリーズの「スピードナンパ」のセミナーでは、潜在意識に届く言語パターンを、女たちの気持ちを昂らせるのに利用する。

ミステリーの「ミステリーメソッド」では、クラブで一番の上玉をひっかけるためにソーシャルダイナミックスが応用されている。

デイヴィッド・デアンジェロの「ダブル・ユア・デート」では横柄さとユーモアの組み合わせを使って常に女性を支配し続けるよう唱えており、彼はこれを「コッキー(おたかい)ジョーク」と呼んでいる。

ガンウィッチの「ガンウィッチメソッド」が生徒に求めるのは、動物並の性欲をアピールして、女性に止められるまでスキンシップをエスカレートさせていくことだけだ。彼のモットーは「女にノート言わせろ」と、あなり無骨である。

(P169)

コッキージョークの第一人者、ザン

ミステリーのようなナンパ師たちは「目立たないようにしろ」と主張するが、彼は自分が女好きであると堂々と宣言していた。彼は自分を、カサノヴァや怪傑ゾロの伝統を受け継ぐナンパ師とみなし、コスプレパーティでは彼らのように装うのを楽しんだ。

(P211)

あれ、ミステリーってピーコックセオリーみたいに、注目を集めるって主張じゃないの?

アンディは俺に、仕事は何だと尋ねてきた(このときは気づかなかったが、これはIOIだった)。俺はライターだと答えた。彼は、自伝を書こうかと考えていると言う。すぐに彼はヒラリーのことなど完全に忘れてしまい、俺に質問を浴びせ、本を手伝ってはくれないかと頼んできた。彼はすっかり俺のファンだった。ミステリーが言うように、男を手に入れれば、女も手に入るのだ。

(P257)

男の質問には簡単に答えていいの?

かつてヘレナ・ルビンスタインは言った。

「不細工な女などいません。怠惰な女がいるだけです」

世間が持つ男への美の基準は、女に対するよりも低く、凝り固まっているので、この言葉は男性にとっては二倍当てはまる。

(P266)

でも、「怠惰だけどかっこよく見える」ってのがいいのでは?一生懸命気を使ってるな?って思われたらダメでしょ。

俺たちの新しい戦略は、もはや電話で彼女をデートに誘い出すことではなく、その場ですぐに近所のバーやレストランへとデートに連れ出すこと、インスタントデートになっていた。立場を変えることが、すぐにナンパゲームにおいては重要な要素になった。それは時間の感覚をゆがませる。もし出会ったばかりのグルップで店を三つくらい回れば、その夜の終わりには、まるでもうお互いが長い知り合いだったかのように感じているだろう。

(P276)

「立場」っていう訳より「場所」といった方がいいのでは?

「思考は現実化する」を読んだミステリーがオナニーについて

自分で日程を決めろ。オナニーは一週間に一度だけ。もし今日したなら、次は七日後に設定しろ。

(中略)

とりあえず、射精を我慢して何かを生み出すんだ。

(P292)

俺たちが考えていることはすべて、単純な因果関係からできている。つまり女の自尊心を傷つければ、男から確証を得ようと必死になる。女を嫉妬させれば、さらに魅力的になるだろう。しかし魅惑と欲望を超えたところには、なかなか感じとることのできない、誰も飼いならされていない複雑な感情がある。

(P522)

オープナー

オープナーのポイント

「やぁ、パーティーでもやっているのかい?」それから気に入った女のほうを見て「もし俺がゲイじゃなかったら、すげえタイプなんだけどな」

(中略)

「一度気に入られてしまえば、お前がゲイだと言っていようと、そんなことは関係なくなる。」

(P41)

「魔法ってほんとにあるのかな」とか「なんてこった。あの娘たち、外で殴り合ってるぞ。見たか?」とか、そんな感じだ。たいした質問でもないし、面白くもない。だがこいつの意味は、とにかく赤の他人同士の話のきっかけを作るところにあった。

ミステリーメソッドのポイントは、気づかれないように近寄ることだと彼は説明した。下心をむき出しにして女に近づいてはいけない。まずは彼女のことを知り、口説くだけの権利を得ることだ。

「素人はすぐに女を口説きたがる」(中略)「プロは八分から十分待つ」

(P41)

逆に8分〜10分で口説き初めていいんだ。思ったよりも早い気がする。

女にうしろから近づいちゃダメだ。近くならいつも前から。ただし真っ正面じゃなくて、少し角度をつけて、真っすぐにならないように気をつけながらだ。いつでもその場を離れることができるように見せるため、自分の肩ごしに声をかけるのが基本だ。ロバートレッドフォードの「モンタナの風に抱かれて」を見たことないか?あんな感じだよ。

(P45)

モーリー・ポヴィッチのオープナー

「友だちのグリンブルが、今日モーリー・ポヴィッチショー(現代の病理のようなものを扱う人気トーク番組)から電話をもらったんだ」俺は始めた。「どうも番組を見てるあいつのファンのために、ひとコーナーもうけようってことらしい。あいつにも、そういうファンがいるっていうことだな。でも、あいつがこのまま番組に出てていいもんかどうか、ちょっと分からなくなってきたんだよ」

(中略)

「だって、隠れファンが男かもしれないじゃないか」

(中略)

「君だったら番組にでる?」

(P70)

日本では何か日本の番組に変える必要がありそうだ。

女の喧嘩オープナー

「いやあ、びっくりした」俺は彼女に話しかけた。「外で女ふたりが殴り合いしてたんだよ。見た?」

(中略)

「女がふたり、自分たちの半分くらいしか背がない男を挟んでけんかしてたんだよ。すごいけんかだったな。警察が来て女たちがしょっぴかれてくのを見ても、男はただ突っ立ってわらってるだけだったけどね」

(中略)

シンが俺の横にそっとやってくると、耳元でささやいた。

「キノにいけ」

(中略)

「キノってのは」シンはうしろから近づいてくると俺の腕を取り、彼女の肩に手をかけさせてささやいた。

(P46)

キノにいくのがかなり早いタイミングだなと思った。

手書き文字解析オープナー

「手書き文字解析の講座をとってるんだけど」俺は彼女に言った。「料理を待っている間、ちょっと練習台になってくれないかな」

ほこりオープナー

女に近づいて、何も言わずに彼女の服からほこりをつまみ取るふうを装い(事前にほこりを手の中に隠しておく)、こう尋ねる。「これ、ずっとつけてたの?」そしてほこりを彼女に手渡す。

(P125)

胸くそ悪い画家のオープナー

このオープナーは女の肖像画をクソまじめに描きながら言う。「君の美貌が高尚な芸術への着想を与えた」それから彼女にて起動に描いた棒線画を見せる。こういったタイトルを添えて。「そこそこかわいい女性。喫茶店にて。2005年」

(P126)

魔法オープナー

「なるほど。ところで、ちょっと意見を聞きたいんだけど」これはもう手馴れた分野だ。「ふたりは魔法を信じるかい?」

俺はすでに魔法オープナーをものにしていた。女に密かに魔法をかけられ、恋に落ちてしまった友人の話だ。

「これを聞いたのは、以前はこんな話はしんじちゃいなかったからなんだ。でも最近驚くような経験をした。ほら」

俺は金髪に声をかけた。「見せてあげるよ」

(中略)

「ここにいて。超能力の実験をしてみよう。でも少しししかいられない。そしたらいすはちゃんと返すからね」

選んだ数字はあてられなかったが(十だった)、彼女はこのやりとりを楽しんでいる。

(P132)

魔法オープナーの詳細が書いていないのが残念だ。

「俺たち、魔法につい話していたんだけど」俺はこう切り出した。

「君たちは、魔法ってあると思う?」

このセリフがオープナーとしてはベストだと分かっていた。というのも、彼女たちが魔法の存在を信じているのは明らかだったからだ。これにはそれなりの根拠がある。生きるために自分の性的な魅力を利用したり、服を脱いだりする女性というのは、たいていがそういうものなのだ。

それから俺はEPSによる番号当てのルーティーンに移っていった。

(P171)

魔法オープナーって、すぐに番号当てルーティーンでいいのか。

嫉妬深い彼女のオープナー

俺は彼女のそばに歩いて行き、まったく偶然にサルサバーにやって来たかのように装った。俺はサルサをいくらか自分の皿にも取り、右の肩越しに彼女を見てから、スタイルの嫉妬深い彼女のオープナーを使うことにした。

パパ「ねえ、ちょっと女性の意見をききたいんだけど、いいかな」

パリス「(ほほ笑んで俺を見上げ)いいわよ」

パパ「君は、まだ前の彼女と友だちでいる男と、付き合うかい?」

パリス「ええ。そうすると思うわ。きっと」

俺は歩き出し、だが振り返るとまた会話を続けた。

パパ「そうか。実はこれ、二つセットの質問なんだ」

パリス(ほほ笑んでくすくす笑う)

パパ「まだ前の彼女と友だちだっていう男と付き合っていると想像してみてくれる?そして君は彼のところへ引っ越すつもりなのに、彼はまだ引き出しに前の彼女の写真ーーと言ってもヌードのたぐいじゃないよ、普通のスナップとそれに手紙とかーーを持っていた」

パリス「まあ。私ならそれは取り上げちゃうでしょうね。箱にでもしまっちゃうわ」

俺は彼女の言葉をさえぎって、続けた。

パパ「彼女がその写真を捨てて欲しいと思うのは理不尽だって思う?」

パリス「そうね、たしかに。でも私もそんなことがあったけど、さっさと捨てちゃったわ」

パパ「マジか!俺がこの質問をしたわけはね、おんなじシチュエーションにいる友だちがいるからなんだ。彼女は写真を燃やしちゃったんだけど」

パリス「そうなの。私もそうするべきだったわね(笑顔を見せる)」

パパ「言ってくれるね」

(P397)

オピニオンオープナー

「男と女、どっちが嘘つき?」

(P456)

これの詳細がどこにも書いてないのが残念だ。

もっとも忘れてはならないのは、混乱極まるプロジェクトハリウッドにワラビーがいるということだ。このとんでもない話の唯一ポジティブな面は、これが非情に優れたオープナーになったということだ。俺たちはパーティで、ワラビーをペットとして飼うことについての意見をみんなに聞いて回る。このオープナーないし俺のシャツ効果で、一時間もしないうちに俺たちは女に囲まれた。

(P554)

ジャグラーのオープナーについての考え

女にかける最初の言葉は、だいたいどんなものでもいい。何も思いつかないし、本当に使えるセリフが知りたいと俺に言ってくる奴もいるが、そいつらには考えすぎだと言うことにしている。君はそんなにたいしたもんじゃない。俺もそんなんいたいしたもんじゃない。細心の注意で包み込んでやらなきゃならないほどのすごい考えを思いつくことなんて、俺たちにはないんだ。完璧を求めるのはやめろ。最初の三言ならば、げっぷだろうが屁だろうが十分だ。

「調子はどう?」俺は聞いた。

これは俺のいつものセリフの一つだ。スーパーの店員から毎日言われるたぐいのセリフだ。九十五パーセントからは、ただ一言あいまいな答えが返ってくる。「元気よ」とか「まあまあね」だ。三パーセントはノってくる。

「サイコー」とか「超ハイ!」という感じだ。こつらには近づかないほうが身のためだ。イカれてる。そして二パーセントは正直に答える。「最悪。旦那がヨガ教師の受付の女と出てっちゃったの。禅なんかクソくらえだわ」彼女たちこそ、俺たちが愛する女たちだ。

(P183)

たしかにいろんなオープナーあるけど、考えすぎの気もするよな。

映画スターのオープナー

例えば誰かを映画スターだと言い張るオープナーだ。トイレから戻る途中、俺は近くのテーブルにいる身なりのいい中年のカップルに近づいた。

「お邪魔でないといいんですが」俺は女性の方に話しかけた。「でもどうしてもお伝えしたくて。あの少年と灯台の作品でのあなたが大好きだったんです。あれには三日間泣かされましたよ。(中略)」

(P188)

こんなことまで考えるんだ。で、どうやって女に接触するのかは書いてはいないんだよな。

コッキージョーク

彼の新しいアプローチ法は、女性がそばを通り抜けるたびにひじを突き出して彼女にぶつけ、そしてまるで彼女に危害をくわえられたかのように大声で「うう!」とうなるというもの。彼女が立ち止まったら、尻をつかんだと言って責める。バーはひょうきんにしていたほうがこそこそしているよりも実りがあると、彼は感じていたのだ。

(中略)

女性に関しては二つのルールを持っていると、彼は言った。

一つ。善行は報われない(皮肉にもこの言い回しは女性が作った。クレア・ブース・ルースだ)。

二つ。常にもっといい答えがある。

この二番目のルールから引き出される結論の一つが、女性の質問にはけっして素直に答えない、ということだ。彼女から仕事は何かと聞かれたら、彼女に考えさせておく。彼女には、ライターの修理工だとか、白人奴隷の仲買人だとか、石蹴りのプロ選手だと伝える。

(P207)

マイリトルポニーのオープナー

君たちマイリトルポニーってやつ覚えてるだろ?そう、今思い出そうとしてるんだけど、あいつらって超能力があったんだっけ?とか何とか。

(P537)

ネグ

ネグとは

ネグは、ちやほやするのともコケにするのとも違う。その中間にあたる行為だ。

偶然失礼を働いてしまったり、皮肉っぽく褒めたりするような、そんな感じだ。ネグの目的は、彼女に関心がないことを表現しながら、彼女の自信を失わせることにある。例えば、歯に口紅がついていることを教えてあげたり、彼女がしゃべり終えたあとにガムを差し出したりと、そういうことだ。

(P38)

体の部位別のネグ例

たぶん髪を上げていたほうが/下ろしていたほうが似合うと思うよ。

その髪型なんていうの?ワッフル?(ほほ笑みながら)

それウィッグかい?まあいずれにしろかわいいね。

ちょっと男の手みたいだね。

きれな爪だね。本物?ああ、いやとにかくかわいいよ

目やにがついているよ。あ、いや、こすっちゃダメだよ。ぼくは目やにが好きなんだ。

きれいな目だね。触ってみてもいいかな?

やたら瞬きするね。

ちょっと!顔につばがかかったよ!

しゃべると鼻がぴくぴくしてかわいいね。何かしゃべってみて。(ほほ笑みながら)

いいスカートだね。今流行りのやつだよね。

いいスカートだね。ついさっきも誰かはいているのを見かけたよ。

履き心地がよさそうな靴だね。

(P63)

ウィッグかい?目にさわってみてもいい?や履き心地がよさそうな靴、がなぜネグなのかよくわからない。

「君の鼻、笑うとぴくぴく動いてかわいいね」

(P60)

格好をいじる

似たような二人組みに

そっちの女の子は、君のスタイルをパクっているね

(P237)

またおかしな格好してるな

(P598)

相手が接触してきたの返し

彼女はしなだれかかり、俺をきつく抱きしめてきた。

「おいおい、これには三十ドルいただくよ」俺は腕から逃れながら彼女に言った。「こういうことは、無料じゃないんだ」

(P243)

「その帽子いいわね」彼女は甲高い声で言うと、帽子のつばをつまんだ。

(中略)「おいおい」(中略)「商品には手を触れないでくれよ」

(P56)

押し引き(push-pull)

例えば、オープナーは何気ないものだ。ナンパしようとしているとは、誰も思わない。ただ気のよさそうな他人を気取って近づき、彼女とその友達にこう話しかければいい。

「おとなりさんが犬を二匹買ったんだけど、八十年代か九十年代のポップデュオの名前を付けたらしいんだよね。何かいいアイデアないかな?」

そして、適当に制限時間を設ける。

「一分くらいしかいられないんだけど」ふたりの中に入りながら言う。「仲間たちのところに戻らないといけないんでね」

彼女たちの仲良くなりながら、嫉妬深い男や過保護な友人といった、締め出そうと狙っているようなヤツがいないか目を光らせる。君はターゲットにたてついたり、からかったり、ネグを使ったりして、彼女たちを楽しい気分にさせる。もし彼女が君をさえぎったなら、例えばこう言う。

「おっと。彼女はいつもこうなのかい?よく友達とかんかにならないな」

もしそれで彼女が傷ついたようなら、軽い褒め言葉で彼女を引き戻してやる。これは俺が「押し引き」(push-pull)と呼んでいるもので、彼女を引き離したり、素早くぐっと引き寄せたりして、彼女の気持ちがずっとこちらに向いているようにするのだ。

彼女たちが犬の名前についての意見を出し終わったところで(ミニリバリ、ホール&オーツ、ドレー&スヌープあたりは、言われたことがある)、自分の価値を見せつける。君は彼女たちに親友テストや、彼女たちのボディランゲージについて教え、あるいは筆跡鑑定なんかをしてやる。それから友達のところに戻らなくちゃ、というふりをするのだ。

彼女たちは今では君にいなくなってほしくない。君は残る。彼女たちに自分がこの店で一番楽しい、愉快な男と思わせるんだ。ここがフックポイントだ。君はもうリラックスして、グループの中で楽しんでいられる。彼女たちの話を聞き、生活について知り、本当のつながりを作っていける。

最高のシナリオは、君がふたりを、あるいはターゲットだけを、別のバーやクラブやカフェやパーティの、インスタントデートに誘い出すことだ。ここまで来ると、君はもうグループの一員だ。君はリラックスして、からかったり楽しんだり、ターゲットと仲良くなったりすることができるだろう。彼女もネグのあとや、グループを引っ張っていたあとの君には魅力を感じ始めている。別れの時間がきたら、友だちとはぐれてしまったから誰か家まで乗せていってくれないかと言えばいい。これは彼女にとって、友人たちに君と寝る気があるのを勘づかれずに、ふたりきりになれるチャンスを与えることになる(もしこの任務が難しすぎるようなら、彼女の携帯番号を手に入れて週末にでも誘う計画をたてればいい)

彼女が君の家で車を止めたら、話していたものを見せてあげると言って誘うんだ(ウェブサイトとか、本、映画、のクリップ、シャツ、ボウリングのボール、そのほか何でも)。だが最初に、彼女には新たな制限時間を通達しておく。明日は仕事が詰まっているから、早く寝なくちゃいけないんだ、と言う。「十五分だけなら来てもいいよ。でも時間がきたら帰ってもらうからね」と。この時点でもう君たちはふたりとも、セックスをすることになるって分かっているはずだ。だが君はまだ堅実なゲームを続けなくちゃならない。そうすれば彼女はあとで「あれはたまたま起こっただけだ」と自分に言い聞かせることができるからだ。

もちろん、ベッドルームにはいすなどない。ベッドだけだ。彼女がベッドに腰掛けたら、君は彼女からなるべく離れた所に座れ。おそらくこちらが手を出してこないことに混乱はしているだろうが、彼女の気持ちをリラックスさせるのだ。彼女に触れたらあとは引き返せ。制限時間と「押し引き」とを組み合わせて使い続けることで、彼女の関心を盛り上げていくんだ。彼女はすぐに出ていかなきゃならないということは言い続ける。

それから焦らずに、君はいいにおいがすると伝えるんだ。肩に近い首のあたりから耳の下まで、ゆっくりにおいをかいでいけ。ここがフェイズシフトルーティーンの使いどころだ。彼女のにおいをかぎ、腕を噛み、彼女に君の首を噛ませ、彼女の首を噛み、それからキスだ。彼女が情熱をぶつけてくるまで、君は彼女の心を占領し続けるように話し続け、彼女が嫌だと感じ始める寸前で引くことで、スキンシップをエスカレートし続けるんだ。君に、ターゲットの一番ではなくてはいけない。今やゴールは、ただ彼女に「無理やりだ」とか「ヤりたいだけだ」という不安感を与えず、気分を盛り上げていくことだけだ。

(P333)

ネグしても離れそうなら褒めて機嫌をとるってのはできてなかったな。あと、どんなにいけそうでも、理論通りの堅実なゲームでいったほうがいい、ということか。

話ている間、俺はイレブンには興味がないといったふうに、彼女に背を向けていた。これは古典的なミステリーメソッドだ。俺は彼女にもっと俺のことを考えてほしかった。どうしてこの男はみんなみたいにあたしを見てくれないのかしら、と思ってほしかった。ゲームに偶然はない。

俺は女の興味は炎だと思う。炎が弱まり始めたら、振り返ってかき立てる時間だ。だからイレブンが誰か話相手を探しに歩き出そうとした瞬間、俺は振り返って美しいセリフを捧げた。

「ちょっといい?君を見ていると、中学時代はどんな子だったのかはっきり分かるよ。きっと君は、そんなに社交的だったり人気者だったりではなかったろ」

もちろん、そんなのはわかりきったことだった。しかし、彼女はひどく驚いて、どうしてそれがわかったのだろうかと不思議がって俺を見つめた。この勝利を固めるために、美しさを中和させる、最後のコールドリーディングのルーティーンを持ち出す。

「みんな君のことをビッチだと思うかおしれない。でも君は違う。本当は、いろんな意味でシャイだってだけだ。」

(P242)

美しさを中和させる、ってどういうことだろう。

ルーティーン

C型笑顔対U型笑顔

パリスはサルサソースをかけ終えると、皿を持ってその場を離れようとした。

パパ「ねえ、あのさあ、君ってブリトニー・スピアーズを可愛くした似顔絵みたいだね。おっと、ただ歯並びだけかもしれないな」

パリスはもう一度テーブルに皿を戻すと、俺を見つめ、そしてほほ笑んだ。そこで俺はスタイルのCラインとUラインのルーティーンを話し始めた。

パパ「ほら!ブリトニーと同じ歯だ。これはね、俺の元カノが言っていたんだ。つまりね、彼女のセオリーによると、ブリトニーみたいなCラインの歯並びを持つ女の子は、何人の男と付き合っていようと、いい子に見られるっていうんだ。君も同じCラインの歯並びだよね」

パリス「(興味津々でほほえみながら)それ、本当?」

パパ「おいおい、雑誌の表紙に載る女の子を見てくれよ。みんな同じCラインの歯並びだろ?まあ少なくとも彼女はそう言ってたんだ。その子は歯の矯正手術すら受けたんだ。というのも彼女はUラインの歯並びだったから。クリスティーナ・アギレラみたいにね。彼女はUラインだと無愛想にみられるって言ってた。だからクリスティーナ・アギレラにはバッドガールの評判が立って、ブリトニー・スピアーズには立たないんだってさ」

パリス「(笑って)へーえ」

(P398)

これはC型、U型それぞれの日本人の有名人を探すべきだ。

キューブ

俺たちはカウンターに移動し、彼女は食事を始めた。俺は立ち去ろうとする素ぶりを見せたが、心のなかでは適当なゲームもせずにパリスの元を離れるつもりはなかった。彼女は皿を持ってレストランの出口へと向かおうとしていた。彼女をとどまらせなくてはならなかった。俺は肩越しにまた会話を続けた。

パパ「ちょっと待って。ピンと来たんだ」

パリス「なにが?」

彼女は皿を下ろし、俺を見つめた。

パパ「あのね、三つの質問で、君を分析してあげるよ」

パリス「本当?」

パパ「もちろん。ほらこっちのテーブルにおいでよ」

パリス「オーケー、分かったわ」

(中略)

パパ「俺の友だちがキューブっていう、面白い視覚化テクニックを教えてくれたんだ。彼は今あっちのほうに座ってる。俺たちはついさっき、あのあたりの(と言いながらハリウッドヒルズの方角を指さす)家を買ったところなんだ。俺はこのところ十週間もホテル住まいだったんだぜ」

(中略)

パパ「よし、キューブの準備はいいかい?」

パリス「ええ、もちろん(笑顔)」

パパ「(「イエスの梯子」を登っていく)始める前に、いくつか質問しなくちゃならない。君には知性があるかい?」

パリス「イエス」

パパ「直感力はある?」

パリス「イエス」

パパ「想像力は豊か?」

パリス「イエス」

パパ「オーケー。いいね!続けるとしよう。君が砂漠をドライブしているときに、キューブを発見したとするよ。そのキューブってどのくらいの大きさだと思う?」

パリス「すっごく大きいわね!」

パパ「どのくらい?」

パリス「ホテルくらいかしら」

俺は彼女が誰なのか分かっていたが、それを明かさなかったし、彼女がヒルトンだとも思わないようにした。

パパ「うーん、面白いね。よし、じゃあ色は何色だい?」

パリス「ピンクね」

パパ「クールだ。中に何か見えるかい?それともベタ塗りで見えない?」

パリス「中まで丸見えよ」

パパ「いいね!そうしたら、梯子をかけるとしよう。キューブのどのあたりまで届きそうだい?」

パリス「キューブに立てかけたら、真ん中ぐらいまでは届きそうね」

パパ「うん!そう言うと思ってたよ」

パリス「本当?(笑顔とクスクス笑い)」

パパ「本当さ。さて、もう一つ想像の中に加えてくれるかな。馬だ。君の頭の中では、馬はどのへんにいる?」

パリス「寝てるわ」

パパ「どこで?」

パリス「キューブの正面ね」

パパ「おいつは面白いね。(間)オーケー。この全部が意味することを聞く覚悟はできた?(間)意味することはなし!いや、からかっているんじゃないよ。キューブは君が自分自身をどう思っているかを表すんだ。君のうぬぼれさ。そして、君のキューブは特大だ。君はすごく自身を持っている。バカみたいに大きいって意味じゃないよ。俺が言いたいのは、君が巨大なうぬぼれを持っているってことじゃなくて、自分にさまざまな自信を持っているってことなんだ。それから、キューブはピンク色だね?」

パリス「ええ、一番好きな色よ」

パパ「うん。ピンクっていうのは、陽気で明るい色だよね。君がこの色を選んだってことは、君にも同じようなエネルギーがあふれているってことなんだ。君は本当に楽しいことやパーティが大好きってタイプの人だね。それに、知らない集まりの中にいてもただ楽しんでいられるタイプの人だ」

パリス「そうね」

パパ「それから、君のキューブは中まで丸見えだったよね。それは人々が君とどんなふうに付き合うかを表しているんだ。つまり、たとえ初対面でも彼らは君の中身まで透かしみることができるってことさ。君は本当に人を大事にするんだな、すごい」

パリス「あなた、名前は」

パパ「パパだ。君は?」

パリス「パリスよ」

パパ「よしきた。話ができて楽しかったよ」

パリス「ええ」

パパ「いつかきっとパーティをしなくちゃね」

パリス「ええ、もちろん」

パパ「ほら、これ」

俺は彼女に紙とペンを渡した。

(P400)

親友テスト

「聞きたいんだけど。二人は知り合ってどのくらいになる?」

「六年くらいかしら」一人が答えた。

「やっぱりそうか」

「どうして分かったの?」

「説明するより、ふたりに親友テストをしてあげよう」

彼女たちはこの無邪気なテストのアイデアにわくわくして、俺のほうへと身を乗り出してきた。コミュニティの男たちはこの現象をある言葉で表現する。俺はいわゆる「チッククラック」を彼女たちの目の前に投げたのである。

彼らいわく、多くの女(チック)はテストや心理ゲーム」、占い、コールドリーディングにまつわる質問に、無料のドラッグを欲するジャンキーのように反応するのだという。

「オーケイ」俺はまるで深刻な質問でもするかのように言った。

彼女たちはさらに近くににじり寄ってきた。

「君たち、同じシャンプーを使っている?」

ふたりは見つめ合うと答えを決め、俺を振り返り話し出そうと口を開いた。

「答えはどうでもいい」俺がさえぎった。「君たちはすでに合格した」

「でもわたしたち、同じシャンプーは使っていないのよ」一人が言った。

「だが君たちは答える前に、お互いを見つめ合った。ほら、お互いをよく知っていなかったら、君たちは俺とアイコンタクトを続けたはずだよ。だけどふたりの間に絆があるなら、まず目を向け合って、答える前にほとんどテレパシーみたいにコミュニケーションする。話す必要なんてないからね」

ふたりはもう一度お互いを見つめ合った。

「ほら」俺は大声を出した。「すぐにそうするだろ」

(P249)

同じシャンプーを使ってるかなんて親友でも知らないだろ?

嘘つきゲーム

このゲームでは女が自分の家や車について真実を四つ、嘘を一つ考える。しかし、彼女はそれをばらしてしまってはいけない。彼女はただ一つずつ、それをあげていくだけだ。そしてたいていは彼女の目の動きを見つめることで、どれが嘘なのか分かる。なぜなら人は、真実を言っているときと嘘をついているときでは、違う方向を見てしまうものだからだ。

(P257)

基準設定

「外見の美しさはありがちなものだけど、強いエネルギーと深い哲学を持っている人間は少ない。君の話を聞かせてくれないか?なぜ、ほかの大勢よりも君がきになったのか知りたいから」と彼女に伝える。もし彼女が自分の話をし始めたなら、これはポジティブなIOIだ。

(P62)

タイラー・ダーデンの基準設定

「ああいったドラッグをやりまくったり整形手術をしてたりする女とのデートは、もうほんとにうんざりだ。つまり誤解しないでほしい。俺はたしかにそこにいる男と同じく、はめを外してクソみたいな女とヤりたくなることだってある。だけどそいつはほとんとにたまにだけだ!つまり、君はそんなやつじゃない、だろ?」

(P535)

「俺はロスに住んでる」俺は続けた。「アメリカ中で最高のいい女たちがやって来て、何とか成功しようとする街だ。そこのクラブを見渡せば、見てくれのいいヤツらばかりいるよ。それに比べりゃこのVIPルームなんて、しけたバーみたいなもんさ」

これはロス・ジェフリーズから教わった言葉で、(中略)

「君は俺が何を学んだか分かるかい?美しさなんてありふれたもんだってことだよ。それはしょせん、生まれつき備わったものか、金を出して買ったものだからな。大切なのは自分をどう思うかだ。大切なのは、できた振る舞いと、できた人格だよ」

さあ、俺は中に入り込んだ。今、口が開けないのは彼女たちだ。俺じゃない。ジェフリーズがかつて俺に見せてくれたように、俺は彼女たちの世界に入り、そこにおける権限をみせつけたんだ。そのポジションを確かにするために、もう一つネグを仕掛けた。ただし、俺が彼女たちの味方になったかのような、ちょっとした褒め言葉で和らげておく。

「それと、自分ではきづいていないかもしれないけど、君はすごくいい笑顔をしてる。俺はその下に何があろうと、きっといい人たちがいないって思うだろうね」

テンが俺ににじり寄ると言った。

「私たち、姉妹なの」

レベルの低いナンパ師だったら、これで仕事は終わった、俺は彼女たちを口説き落としたと思うだろう。だが違う。これは新たな“クソテスト”の一つだ。俺はゆっくりと時間をかけて、ふたりを見つめた。それから賭けに出る。

「嘘だろ」笑いながら言った。「ほかの男たちは信じるかもしれないけど、俺の勘はなかなか冴えてるんだ。ふたりをじっくり見れば、ずいぶん違うって分かるよ。かなり違うね」

(中略)

「でもあなたが正解。私たちはただの友だち同士よ」

ようやく俺は彼女たちのプログラムを突破することができた。男たちに対する自動応答の反応から彼女たちを連れ出し、俺がほかの男とは違うと見せつけたのだ。

(P240)

キスクローズ

「そうすべきかすべきでないかと考えたということは、そうすべきだってことだ。それを”フェイズシフト”という。頭の中ででっかいギアが入ったところを想像して、そいつにまかせるんだ。女を口説き始めろ。なんて肌がきれいなんだとか言って、肩をもんだりいろ」

(中略)

「(中略)そしてIOIを三つ確認したら、そこでフェイズシフトだ。いちいちかんがえるほどのことでもない。コンピュータのプログラムみたいなもんさ」

(中略)

「俺はただ『俺とキスしたいか』って聞くよ」

(中略)

「三つある」

「もし彼女が『イエス』と言ったら、まあレアなケースだが、キスしてやる。もし『どうしよう』とか言ったりもじもじするようなら『確かめてみよう』って言って、キスする。もし彼女が『ノー』と言ったなら、『そういう意味じゃない。ただ、何か悩んでるみたいだったから』って言う」

(中略)

「俺たちに失うものは何もない。どんな不測の事態も予測済みだ。朝飯前さ。これがミステリーのキスクローズ(情熱的なキスにこぎつけること)だ」

(P50)

そう言う意味じゃない、悩んでるみたいだったから、っていいな。非モテコミット避けてる。

俺は頭の中で、ずんぐりとした中学生だったかつての彼女を想像した。もし本当の彼女がどれほど美しいかを考えてしまったら、キスするときには緊張しすぎて、彼女の唇を俺の唇で汚すなんてできやしなかったろう。

俺はゆっくりと彼女へと顔を近づけた。

「唇はダメ」彼女が静かい言った。

俺は人差し指を上げると彼女の唇におき、そして言った。

「シィー」

それからキスをした。唇に。

(中略)

彼女が舌を出してきた。

「そんなに焦るなよ」

まるで彼女に襲われているみたいに、俺は言った。デイヴィッド・デアンジェロがセミナーで話したことによれば、肉体的にふかまっていくためのポイントは、二歩進んだら一歩下がることだそうだ。

(P245)

緊張しないために美しくても美しくないように相手をイメージするのが大事かも

ナンバークローズ

「ごめん、約束に遅れそうだ」

(中略)

「でも、どうすれば君ともっと話ができるかな」

(中略)

ナンパアーティストは女に電話番号を渡さない。渡したところで、女はかけてこないからだ。それよりも電話番号をゲットするために、しっかり女をいい気分にさせてやらなくてはいけない。また、直接番号を聞いたりすると「ノー」と返されることが多いからダメだ。代わりに、女にそれを思いつかせるように会話をリードしなくてはいけない。

「じゃあ電話番号を教えるわ」彼女が言った。

(P98)

家に誘うルーティン

おあずけもどき

「髪を切ったばかりなんだ」ミステリーはバーを出るときに言った。「髪が首にあたって痛いんだ。風呂に入りたいよ。洗ってくれよ」

ナタリヤは例のごとく、それはまずいと答えた。

「そうか、ならいいんだ」彼は言った。「もう行くよ。風呂に入らなきゃならないからね。じゃあ」

彼が立ち去ると、彼女はがっかりした様子だった。もう二度と会えないのではないかという思いが頭をよぎったようだ。これはミステリーが「おあずけもどき」と呼ぶものだ。彼は本気で立ち去ろうとしたのではない。彼について考える時間を彼女に与えただけだ。ミステリーは五歩進みーー歩きながら数えていたーーそれから振り返って言った。

「先週ずっと、ひどいアパートに泊まってたんだ。すぐそこでホテルの部屋を取って風呂に入るとするよ」

そして通りの向こうにあるホテル・モスクワを指差した。

「一緒に来てもいいぞ。もし来ないなら、俺がカナダに戻ったら二週間以内にメールでも送るよ」

ナタリヤは少し戸惑い、それから彼について行った。

そしてそのとき俺はきづいた。これまでずっと間違っていた。女を手に入れるためには、あえて彼女を失う危険を冒さなくてはならないのだ。

(P146)

切り捨てるように見えて、やっぱり振り返って催促するんだ。

朝早いから

「疲れたからもう寝たい。君も一緒に来て俺が眠れるようおとぎ話でもしてくれ」と言った。すると彼女は言った。

「何か変なこと考えてるでしょう?あたしたち、会ってまだ三十分よ!」

俺は言った。

「おいおい!朝早いからもう寝ないとマジでやばいんだってば!それんい俺はインポなんだ」

(P536)

ジャグラーのアイデア

「ウチの猫バック転するんだけど、見にこない?」という誘いは、ほとんど失敗したことがない。

(P180)

ジャグラーのとりとめない自己開示

兄弟の性別と年齢から、その人の性格が当てられるって言ってる友だちがいるんだ

「例えば、あたしみたく、兄がいると妹はビッチになるとか?」彼女はハーレーダビットソンのベルトについてたバックルをずらした。「くだらないわ」

あとをついていくことができなければ、リードすることもできない。

「マジで超くだらない」俺はうなずいた。「そいつは、ガチで頭がおかしいんだ。でも俺のことはバッチリ言い当ててしまったよ

「ほんと?」

「ああ。姉が一人いるって知っただけでね」

「何て言われたの?」

「俺は愛情に飢えてるんだそうだ」

「当たり?」

「ああ、まあね。恋人にはいつも、イチャイチャメールを送ってもらってたし、背中のマッサージもしてもらたしな。手がかかるんだ」

(P185)

うまく自己開示する方向に持って行ってる。

俺も二十代頭のころは、バカみたいにあれこれ聞いて女のことを探ろうとしていた。何でも好きなように答えてもらう質問や、鋭い質問、変な質問。一番知りたかった質問は、頑丈な箱に隠されていた。彼女たちは俺にいろいろ聞かれて喜んでいるものだとばかり思ってた。俺が手に入れたいのは、名前、成績、シリアルナンバー。そして時には、突き立てられた中指だった。質問はナンパじゃない。ナンパとは、二人の人間に互いをさらけ出すように、後押しをする技術のことだ。

自分のことを報告するのは、旧友がお互いを語り合うのと同じだ。報告すれば、親しみ、自信、寛大さが醸しだされる。それは他人に、普通なら捉えがたいこちらの感覚を理解させ、共有させる。

(P184)

コールドリーディング + NLP

手始めは注意をこちらに向けることだ。

「君のことで、ほかのやつがおそらくしらないことを教えてあげよう」そう始める。

「人々はときに舞台裏の君を内気だとか不機嫌なやつだとみているよね。実際はそうじゃないのに」

「そのとおり」彼女は言った。

「なぜだか知りたい?」

「ええ」

俺は”イエスの梯子”を作ろうとしていた。確実に肯定的な答えが返るような質問を繰り返すことで、相手の注意を手に入れるのだ。

「君がしゃべるときの瞳を見ていたいんだけど、君は何か考えるたびに視線が下がり、左に行く。これは君が運動感覚的な人物ってことだ。感情で生きるタイプの人間だ」

「驚いた」彼女は言った。「そのとおりよ」

もちろんだ。これは俺が発展させた価値証明のルーティーンの一つだった。人が考えるとき、瞳は七つの方向に動く。それぞれの向きから、人が脳のどの部分を働かせているかが分かるのだ。

(P478)

アイテムを預けてアポに繋げる

俺はもう一度ヘザーのもとに走り寄って聞いた。

「君、泥棒じゃないよね。」

「違うわ」彼女が答えた。

俺はネックルスを外すと、ゆっくりと彼女の首にかけてやった。

「これはまだ俺のものだよ」俺はささやき、彼女に軽くキスをした。「これで今夜のこと、覚えていられるだろ。」でも次に合ったときには返してくれよ。俺にとっちゃすごく特別なものなんだ」

(P246)

アポ取りの電話

ミステリーが電話したとき、かチャは彼に会ったのを覚えていなかった。にもかかわらず、三十分ほど会話(ミステリーの表現によれば「安らぎづくり」)したあとで、ここにやって来ることを快諾した。「普段着でいいよ」ミステリーは告げた。

「1〜2時間しか付き合えないし」

普段着や付き合いといった言葉を使ったり時間制限を設けたりするのは、すべての訪問を気楽なものに思わせるための作戦の一部だった。これは見知らぬ人間に時間を割かせようとする場合、片腹痛いAFC風のディナーデートよりも数段いい。そうでなければ何の共通点もない人間同士が一晩中気まずい会話を繰り広げるだけの退屈な出来事になってしまいかねないからだ。

(P490)

フォトルーティン

「おい、しっかりしろよ。こりゃ旅行だ。最悪でも、次に向けて新しいフォトルーティーンの素材は手に入るじゃないか」

(P88)

フォトルーティーンのための素材集めは割と重要なようだ。

AMOGING

「よう色男。(ギブアップ、とでも言うように両手を宙にあげる)この女の子たちを俺の前から連れ去ってくれたら君に百ドル払うよ」

(中略)

「おいおい。俺は男には興味がないよ。なあ、ゲイクラブなら向こうだぜ。商品には手を触れないでくれよ」

(中略)

AMOGingは、正しいボディランゲージと一緒なら最大の効果をもたらす。これらのセリフを言うときには、満面の笑みを浮かべてほしい。もしできれば、彼の胸に強くエルボーを食らわせたり、彼が飲み物を噴き出すくらい思いっきり、背中を叩いてやってくれ。こういうことはすべて、フレンドリーさを装って行うんだ。それから(これは俺の経験だが)、彼に言うんだ。「フェアプレイで頼むぜ」そして片手を差し出す。彼が握手をしようと手を伸ばしてきたら、あともう少しということで手を引っ込める。彼をとことんからかってやれ。

(P368)

印象的だった言葉

ミステリーについて

ミステリーは高校生のころバック・トゥ・ザ・フューチャーが公開された、と言うエピソードがある。ということはミステリーは1967年〜1970年くらいの生まれたことになる。

ミステリーは、両親、姪ふたり、姉、姉、そしてその夫と一緒に住んでいた。

(P86)

意外にもミステリーは実家住みだった。

ミステリーはナンパに必要なすべてを独学で学んできたが、関係を維持することについてはからっきしだった。

(P497)

この辺は長期的な付き合いも視野にいれてる恋愛工学に負けてるような気がする。

ミステリーの父が死んだ後に、ミステリーが繰り返し聴いていた曲

Guy Clark - Randall Knife

ミステリーの気合い

「魔法使いさんよお、あんんたはナタリヤが気に入ったんだな?」彼は言った。

「ナタリヤ?また会うつもりだ。それがどうした?」

「あいつは俺の女だ」AMOGが言った。「あいつに近づくな」

「それは彼女次第だ」

ミステリーはそういってAMOGに一歩近づいた。

(中略)

「俺がビール瓶を触れずに動かしたのをみただろう」彼は言った。「あれは八百グラムはあった。それじゃあ、俺がお前の頭ん中のちっぽけな脳細胞一個に何ができるか想像してみろ」

(P137)

「まあ、お前がカチャに何かするようなことがあれば、この手で頭をかち割ってやる」

ミステリーはこの手の挑発をスルーすることができない。

(中略)

「やんのか?」ミステリーは怒鳴った。「それならやれよ、いつでも準備はできてるんだ」

「ようし」カチャの友人は言った。「それじゃあ外に出ろ。絨毯を血で汚したくない」

「だめだ、ここでやるんだ。絨毯を血で染めたい。印を付けなくっちゃな」

(中略)

「ほら、来いよ!」ミステリーは叫んだ。「どうなっても俺はしらねえからな!」

そう言うと本棚をつかんでなぎ倒した。

カチャの友人はミステリーの瞳に狂気があるのを目にしたことだろう。そして闘いというのはおおむね正気でないほうが優勢なのだ。

(P579)

ミステリーは相当気合いが入っていると思う。この負けん気のようなものを身につけないといけないのではないか。

「他人とぶつかり合ったってうまくいくわけない」ママは言った。「真正面から取り組む必要はないっていつも言ってきたのに。回り道すればいつだって引き返せるんだからって」

「なるほど、ミステリーメソッドがどこから来たかが分かったよ」

無意識のうちに彼の母親は、ミステリーの女へのアプローチを一言に集約していた。”間接方式”だ。

(P610)

でも、ミステリーは男とはガチでケンカしようとしてしまうのはなんでなんだろう。

ゲームが効くのはどんな女か

頭のキレる女ほど、よく効いた。注意力が散漫なパーティガールは、たいていルーティーンを聞くまでじっとしていることができない。より敏感で世慣れた、もしくは教養のある女のほうがよく耳を傾け、よく考え、いつの間にか夢中になっているのである。

(P139)

そう、ゲームは一般人よりも有名人によく効くのだ。スターは隔離されすぎ、付き合いも制限されているため価値証明やある程度のネグが十倍の力を発揮する。

(P485)

クラブやバーなんてパーティーガールしかいなくないか?

ゲームの弊害

かなりの時間をナンパ師たちと過ごすようになった俺は、一緒い出歩く相手のレベルを下げてしまっていた。以前の友人たちは皆、途中で離れて行った。今や俺お社会生活は、これまで付き合ったこともないようなバカどもの力に占領されていた。

(P201)

ナンパという活動がナンパで終わってしまうと、どうしてもこういうような状況になってしまう気がする。もっと生産的な他のものにつなげられないだろうか。

実のところ、出会う女はみな、使い捨てや交換が利くように感じていたのだ。俺はナンパ師のパラドックスに入り込んでいた。ナンパ師として磨かれれば磨かれるほど、女への愛を失っていく。成功とはもはや、セックスをしたり恋人を見つけたりすることではなく、どれだけうまく立ち回れたかということで決まった。ミステリーが最初の講座で俺に教えてくれたように、バーやクラブは、クリアしなきゃならないテレビゲームのさまざまなレベルでしかなくなったのだ。

(P255)

ナンパの副作用として、異性を見る目が変わってしまうという点があげられる。あまりに多くの裏切りや、嘘や、不貞を目にすることになるからだ。もし女が結婚三年目かそれ以上なら、たいてい独身の女よりも簡単に落とせることが分かるだろう。もし女に彼氏がいたら、あとで電話をもらうよりもその夜のうちにファックできる可能性のほうが高いことが分かるだろう。君も気づき始めているだろう。女とは、男と同じくらいワルなのだ。単に隠すのがうまいだけだ。

「ナンパを始めたころ、僕はたくさん傷ついた」彼は続けた。「ほんとに好きになっちゃうような素敵な子に会ったりしてね、一晩中話し込むんだ。彼女はぼくのことを愛してる、会えたのはほんとラッキーだ、なんて言う。だけどぼくがたった一個のくそテストでしくじると、彼女は帰っちまって、もう口をきこうともしてくれない。八時間かけてふたりで築き上げたものがすべてドブに流されるんだ。だからぼくは非情になった」

世の中には女を憎み、女を蔑み、ビッチやカント呼ばわりするやつもいる。こいつらはPUAではない。PUAは女を憎まない。女を恐るのだ。自分をPUAと位置づけると、すべての自尊心とアイデンティティは異性の視線にゆだねられてしまうことになる。PUAは、女の視線を浴びて初めてPUAでいることができるからだ。

これはコメディアンと聴衆の関係に似ていなくもない。客を笑わせられないコメディアンなど、コメディアンと呼ぶことはできない。そうして自尊心は防衛本能であることからも、PUAの中には学習していくうちに、女嫌いの傾向を深めていく者が出てくるのである。

ナンパは精神に有害にもなり得る。

(P532)

女嫌いになってしまう気持ちわかるな。相手あってのPUAというのはスタイルの深い哲学だな。聴衆や顧客を憎まないように女も憎まない、ということか。

「タイラー・ダーデンの口から出る言葉はすべて計算ずくさ。そして彼の書き込みはすべて隠された意図がある。ヤツの頭はくるくる回る歯車だ。世の中すべてをゲームの対象だと思ってる。近ごろじゃパパの部屋で”男のセット”についても話あったりしてるんだ。生徒たちが講座にいい評価をするように仕向けるためのルーティーンや、この家の男たちを操作するためのルーティーンまである。新しい人間があの部屋んいやってくるたび、君に背くように吹き込んでいるんだ」

俺たちはクラブでの状況操作を学ぶことによって、危険な例を生み出してしまった。それによって人生のすべてはルーティーン次第で、プレイヤーの思い通りにできるゲームであると思うに至らせてしまったのだ。

(P641)

ミステリー、あるいはどんなナンパ師でも、落ち込んでいるときにはたった一つだけ救助法がある。ナンパに出かけて、新しい選択肢に出会うことだ。

(P297)

この考えだと、毎日ナンパすることになってやめられなくなる気がするな。

「彼らのナンパを助けるのはまだ楽しいがね、私自身はもうマーケットから手を引いた」一人の女と落ち着くという決心についてどう思っているのかと尋ねると、彼はそう答えた。「私に関して言えば、もうその絶頂からは離れているんだよ。恋愛でもビジネスでも趣味でも、何の義務も追わずに深く楽しむことなんてできないってわかってきたんだ」

(P267)

男は二つの市場がある。恋愛と仕事。これまでは仕事がメインで恋愛がサブだと思ってきたが、実は逆の方が何事もうまくいくのではないかと思ってきた。

スタイルが主張するライフスタイル

「仕事は何?」彼女はまた聞いてきた。

そしてこの瞬間、ひらめきが降ってきたのだ。ナンパは敗者のためのものだ。

いつのまにか、女を連れ出すのがナンパのゴールだと思われていた。だが、ゲームのポイントは連れ出す技術に秀でることではない。女を連れ出したなら、どんな夜も初めての夜なのだ。君は技術以外何も作り上げていない。俺が誕生日に手にしたのは、女ではなくライフスタイルだった。そしてライフスタイルの構築は積み重ねられるものだ。自分の行為は全て勘定されて、ゴールへとさらに一歩近づけてくれる。

正しいライフスタイルは議論されるのではなくやってみるものだ。金、名声、それに外見は、役にはたつだろうが必要じゃない。それよりむしろ、こう叫びたい。

「女たちよ、君たちのつまらない、俗世での満たされない生活を捨て去って、面白い人々や新しい体験や楽しい時間、気楽な生き方や満たされた夢があふれるエキサイティングな世界に入ってこい」

ナンパはもう、自分たちプレイヤーのためではなく、生徒たちのためにするものになっていた。兄弟たちを次のレベルへと連れ出す時間だ。俺たちの資源をプールして、女たちから俺たちのところへやって来るライフスタイルをデザインする時間だったのだ。

(P391)

ビジネスでいうところの、労働収入じゃなくて資産収入が大事みたいな話かな。でも、ただの金持ちでもモテはしないだろうから、やはり地道にナンパしてモテとは何かを最初に学習するのは大事かも。

ちなみに、ここは訳がひどい気がする。

必要じゃない⇒必須じゃない

「女たちよ」ってのもなんか変だよな。

社会のロボットに成り下がってるPUAに向けて

女をナンパする一番の道は、ナンパよりももっといいものを持つことだ。男たちの中にはすべてを投げ出してしまった者もいる。ゲームのために、学校、仕事、ガールフレンドまでもだ。しかしそれらはすべて必要不可欠なもので、異性に対する魅力を高めてくれるものなんだ。だからもう一度バランスを取り戻すんだ。自分を最大限に生かせれば、女たちは集まってくる。そのときはきっとここで学んだことが役立つはずだ。

(P461)

モテに活かせる資産が全くないからナンパを始めるんじゃないのかな?

「女をひきつけるものの一つがライフスタイルと成功だ」俺はパパに言った。「もしお前がセレブのクライアントたちを抱えた有能なエンターテイメント弁護士だったら、どんなにゲームがちょろいか考えてみろ。いいロースクールに入ることで、ゲームに磨きをかけることができるんだ」

(P304)

この本の表紙に、カネや名声じゃない、って書いてるのになぁ。実際このような実質的な魅力とテクニックはどのような関係があるのか明らかにしてほしい。

彼氏持ちの女に対して

ミステリーを見ていてい気づいたことがある。彼はほとんどいつでもまったく同じオープナー、手順、そして筋書きを使って、たとえ彼氏と一緒にいようとも、女から電話番号を聞いたりディープキスをしたりしている。

(P55)

彼氏いても関係ないんだ。

もしふたりが真剣に付き合っているようならば、丁寧に「今日は会えてよかったよ」と引き下がったほうがいい。

(P61)

スタイルとミステリーとは違うのか?

女をひっかけるというのはコントやほかのパフォーミングアートと共通している部分が多くある。いつもオープナー、ルーティーン、そして印象的な結末が必要で、さらにそれをいつでも真新しいものに見せかける技術が要求されるのだ

(P102)

ダミーの携帯電話

エクストラマスクのテクニック

「ぼくはこの携帯でいろんなことをする。こいつは電源が入ってすらいないんだが」そう言って電話を掲げる。「ただこいつに向かってしゃべる。男らしさを装ってね。特にクラブで居心地が悪いときには使える手だ。携帯は何よりいいウィングになってくれる」

(P449)

スタイルが最初に思ったこと

俺がここにやって来たのは(中略)、両親や友人たちから見捨てられたからだ。みんな俺がちゃんとした社会人になるためにはどうすればいいかなんて教えてくれなかった。あれからすっかり時は流れて、今、それを学ぼうとしている。

(P39)

全体的な感想

目次はマニュアルっぽい作りなのに、中身は小説っぽい。小説の中でノウハウを説明していく感じになっている。

この手の知識が増えるにつれ、男たちのずる賢い行動原理がわかってくる。すると、なんか嫌だなと思ってしまい、自分は躊躇してしまう。まだまだ甘いのかな。

なんでロスはスタイルにパーティーに連れて行けって言ってたのかな。実力があれば一人でナンパしてたほうがいいんじゃないのかな。

俺はナンパアーティストとしてはすでにゴールに到達していたが、

(P376)

ってスタイルは書いているんだけど、あんまり苦労を感じないんだよな。天才なのかな。

P211あたりのコッキージョークの実例、ウェイトレスに非モテコミットしてるようにしか見えないんだよなー。

「口説きの経典」には理論はたくさん書いていたけど、実際のオープナー例が少なかったが、この本にはオープナーもたくさん載っていて参考になる。

言及された文献

ブーム以前の文献

編集者のジェレミー・ルビー・ストラウスがニールに書き直しと編集を依頼したサイト「レイガイド」。

http://www.layguide.com/

オウィディウス (著), Publius Ovidius Naso (原著), 樋口 勝彦 (翻訳)

口説き落とされるとめろめろになる女性について「ボヴァリー夫人」

https://www.amazon.co.jp/dp/4102085017

ロス以前にナンパブームを起こした本として、

エリック・ウェバー (著), 小野八郎 (翻訳)

この本がきっかけでできた映画

モリー・リングウォルド (出演), ロバート・ダウニー・Jr. (出演), ジェームズ・トバック (監督)

NLP関連

ロス・ジェフリーズがNLPにハマったきっかけになった本

リチャード バンドラー (著), ジョン グリンダー (著), 酒井 一夫 (翻訳)
ジョセフ・オコナー (著), ジョン・セイモア (著)

以下は見つからなかった

  • NLP入門
  • 隠された自分を支配する

デビッド・デアンジェロ関連

ロスの生徒で後に対立するデビッド・デアンジェロのメインサイト

https://doubleyourdating.com/

この本はamazonで探しても見当たらなかったが、デアンジェロが女を操る秘訣として紹介した

  • ルー・バークの「犬の訓練」

PUAの必読書

進化論関連

リチャード・ドーキンス (著),‎ 日髙敏隆 (翻訳),‎ 岸 由二 (翻訳),‎ 羽田節子 (翻訳),‎ 垂水雄二 (翻訳)

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利己的な遺伝子|要約解説感想|誤解しないよう批判的に読もう!

リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子 増補新装版」を読みました。個人的に勉強になった点を中心にまとめます。最後に批判 ...

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マット・リドレー (著),‎ 長谷川眞理子 (翻訳)

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赤の女王-性とヒトの進化の感想と要約

マッドリドレーの「赤の女王 性とヒトの進化」を読みました。 勉強になった点を中心にまとめます。 要約 自然淘汰のなかでも ...

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ロビン・ベイカー (著), 秋川 百合 (翻訳)

ロバート・グリーン著作

ロバート・グリーン (著), ユースト・エルファーズ (著), Robert Greene (著), Joost Elffers (著), 鈴木 主税 (翻訳)
ロバート・グリーン (著), ユースト・エルファーズ (著), Robert Greene (著), Joost Elffers (著), 鈴木 主税 (翻訳)

本の中では「ナンパの技術」と紹介されていたが、多分この本。Game和訳が出版された時、この本の和訳は出版されてなかったらタイトルが違うんだと思う。

ロバート・グリーン (著), ユースト・エルファーズ (著), 齋藤千春 (翻訳)

ビジネス系

  • 影響力の武器
  • 思考は現実化する

ボディランゲージの参考映画

  • 理由なき反抗
  • 欲望という名の電車
  • トーマス・クラウン・アフェア
  • ジョー・ブラックをよろしく
  • 蘭の女
  • イーストウィックの魔女たち
  • トップガン

アレクサンダーテクニークやしゃべり方と歌い方の個人レッスンも受講したとのこと。

-恋愛

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