マッチングアプリで日程調整の仕方をご説明します。アプリで500人以上と会った私が、会う日の決め方、平日、休日どちらが良いか、何日後が良いのか、についてご説明します。
もくじ
リードしながらも非モテコミットを避けるのがポイント
アポの日程調整で重要なのは男性がリードしながらも、非モテコミットを避ける必要があります。非モテコミットというのは、相手女性から、「この人モテてないんだな」と思われてしまう言動です。
女性がなるべく脳みそを使わなくていいようにリードするのが、スムースにアポを組む際には大事です。リードするというのは
- 予測できることは相手に確認せずにこちらで決めてしまう
- アポを決めるためにかかるやり取り回数を最小化する
ということです。
候補日時や会う場所などについて、相手に細かく確認をするよりも、こちらで決めて提示しましょう。基本はこちらの都合を優先していいのですが、もちろん相手のプロフィールやここまでのやり取りの中で知った情報から推測し、相手もYESと言いやすいような提示をしましょう。この記事の中に具体的な例が盛り込まれているのでぜひ最後までご覧ください。ここを意識すると、スムースにアポが組めるし、リードできる男らしさをアピールできます。
相手がYESと言いやすいようなことを予測して提示するというのは、ある程度の「これを提案された人はどう感じるか」というような一般常識や社会経験があると有利ではあります。とはいえ、それが無い人でも、マッチングアプリでアポを組む経験を積めば、予測できるようになりますので、ご安心ください。
ただ、アポを取る際に、以下のような非モテコミットが出てしまうと、途端に女性は逃げていきます。
- 暇人であることが伝わってしまう
- 焦り
- 相手への執着心
などがあります。これらが出ないようにやり取りをする必要があります。
まずどのような候補日時を選ぶのが良いかをご説明し、その後、具体的にどのように相手とやり取りをしてアポを組むかを説明します。
アポの候補日時の選び方
近すぎず遠すぎずな日程を候補にする
女性から指定してこない限り、基本的に男性から候補日を2、3個出すことになります。
時折、アポを打診しただけで、女性から候補日を送ってくる場合もありますので、その場合は相手に合わせます。
日程の選び方ですが、近過ぎる日を選ばない方がいいです。例えば、金曜日の時点でその週の土日を指定してしまうと、相手も予定が合いにくいですし、こちらも暇な人間だと思われてしまいます。月曜あたりならその週末を指定するのもありです。
ただ、3週間先など遠い日程に決めてしまうと、その間にこちらへの印象が薄れてしまいキャンセルに繋がる可能性が上がります。印象が薄れないように、日程決定後も毎日やり取りするのも可能ですが、まだ会っていない女性へかける負担を大きくするのは、避けたいところです。詳しくは後述しますが、アプリで会う前の女性にかける負担を大きくするのはよろしくありません。
なので、アポの日程は、候補日提示時点から、4〜10日程度先が理想です。遠くても15日先以内にしましょう。ちなみに、相手から遠い日程しか難しいと言われてしまった場合は、とりあえずアポを取っておきますが、キャンセルされる可能性が高いと思っておいた方がいいです。
直近の土日両方を候補にしない
ここでは自分も相手も土日休みを想定します。
例えば、月曜に打診するとして、その週の土日を両方候補日に入れると、暇な人間に見えてしまいこちらの価値が落ちてしまいます。なので、候補のうち一つは今週末、もう一つは翌週末とかにします。
ただ、次の週末であれば土日両方を指定しても問題ないとは思います。
家や職場が近い場合は平日夜を候補に入れるのもあり
私は昼アポをお勧めしているので、休みを候補にすることが多いですが、家や職場のエリアが近い場合は、平日の仕事の後に会うのもそこまで負担にならないので、候補に入れるのもありです。
ざっくりした時間帯とともに提示する
平日の場合は、夜と決まってしまいますが、土日の場合は昼なのか夕方なのか夜なのかなどざっくりした時間帯を指定して提示します。例えば、こんな感じです。
12の仕事の後、14の午後、15の夕方はご都合いかがでしょうか?
明確に14:00や17:00などにしても良いのですが、私の場合は他のアポとの兼ね合いを考えながら詳細な時間を決めていくので、まずはざっくりした言葉で時間を提示しています。
他のアポや出会いイベントと同日にする
アプリで活動していて避けられないのが、ドタキャンや写真詐欺です。それらを100%防止することはできないので、もし被害にあったとしてもダメージを小さくする必要があります。また、運よくドタキャンや写真詐欺に合わなかったとしても、1度のアポから交際まで至る可能性はかなり小さいです。そのためにはある程度アポの数をこなす必要があります。
なので、一回一回のアポにかかるこちら側の負担を最小化しておくべきです。
複数のアポを同日にまとめることができれば、移動時間、交通費、準備時間を最小化することができます。
移動時間、交通費を最小化できるというのはわかりやすいと思います。例えば、同じエリアで、土曜にアポ1つ、日曜にアポ1つ入れてしまった場合、連日家からそこに行く必要があります。2往復するなんて馬鹿馬鹿しいですよね。そして、アポの日って、当然、普段よりも良い服を着たり、髪型をいつもより念入りに整えたり、人によっては男性でもメイクをする人もいると思います。その作業も一度で済む方がいいですよね。
私の場合、アプリでアポを組む際、他のアポがもう決まっている場合は、基本的にその日を指定します。これで決まれば複数のアポが同日になります。
「今週も来週も再来週も土日両方大丈夫だよ!」とか言ってしまうよりも、絞られた日を指定することで、忙しくて価値の高い男だと相手に印象付ける効果もあります。私の場合は、12時、14時、16時、18時のように最大4人とアポしたことがあります。2、3人は普通です。
とはいえ、毎回複数のアポが同日に組めるわけではありません。アプリ初心者の方ならなおおさらでしょう。その場合、私は同日に婚活パーティーなどの出会いイベントに行くようにしています。せっかくいつもよりおしゃれをしてお出かけをしているので、それを活用したいので。婚活パーティーもアプリに負けないくらい出会いのチャンスがあります。
大都市であれば、いたるところでそのようなイベントが開かれています。検索してみてくださいね。
ちなみに、ドタキャンや写真詐欺はゼロにはできませんが、ある程度予防することはできます。以下をご覧になってください。


長くても2時間までを想定
初回アポは長くても2時間までを想定して予定を立ててください。1〜1.5時間でも問題ありません。ダラダラと長い時間一緒にいる必要はありません。上述したように、同日に複数アポをこなしたいからというのもありますが、以下の記事で説明したように、初回アポの目的は仲良くなることではなく、単なる顔合わせであり、想定から外れていないかを確認するための時間に過ぎないためです。

女性は初回アポで感じた印象を持ち帰って、他の候補男性と比較したりしながら2回目に会うかを検討します。なので半日レベルでしっかり時間を取るのは2回目のアポからで良いのです。
アポを組むためのやり取りの仕方
アポを打診するタイミング
まず、アポ(デート)を打診するタイミングについてご説明します。
基本的にマッチしてから5往復くらいメッセージのやりとりをしたらアポの打診をします。
そうなんですね!
今度お茶しませんか?
色々お話ししたいです☕️
ただ、プロフィールの「出会うまでの希望」といった欄をが「すぐに会いたい」になっている場合は、マッチしてから1往復やりとりしたらアポの打診をします。少数派ですが「すぐに会いたい」を選んでいる人はいます。なので、マッチしたらまずこの欄を確認してください。さすがにマッチした直後のメッセージで打診だと、警戒される恐れがあるので1往復してからにしています。
そうなんですね!
ところで、〇〇さんはすぐに会いたい派なんですね!
今度お茶しませんか?
時々、「すぐに会いたい」にしているのに、
ぜひ!
ただ、もうちょっと仲良くなってからお会いしたいです🥺
みたいに断ってくる人がいます。そうすると、やはりここから、5往復程度のやりとりをしたらアポの打診をするようにしています。
上の例で「そうなんですね!」という受け方をしていますが、この受け方は多くの男性が使うのであまり印象が良くないです。この記事ではやり取りの途中ということを示すために使いましたが、実際は相手が言ったことからもう少し具体的な受け方をしましょう。
アポの打診と候補日時の提示は分けて行う
必ずアポの打診でYESをもらってから、候補日の提示に移行します。全部一つのメッセージでやろうとして焦っている気持ちが出てしまっています。
今度お茶しませんか?
12の仕事の後、14の午後、15の夕方はご都合いかがでしょうか?
そうなんですね!
今度お茶しませんか?
色々お話ししたいです☕️
こんな感じでアポの打診だけし、会う意志があるかどうかだけを確認します。YESと言わせれば、その後も前向きな返事をする心理効果が働きやすいためです。
ぜひ!
私もお話したいです😊
では、12の仕事の後、14の午後、15の夕方はご都合いかがでしょうか?
14の午後空いてます🙆♀️
ときたら
では14の14:30に〇〇駅はいかがですか?
のように具体的な時間を提示します。ここで、会う場所まで提示してしまいます。場所を提示するために、以下で説明するように、前もって居住エリアを聞いておきます。
やり取りの中で居住エリアを聞く
アポ打診前のやり取りの段階で、居住エリアを聞いておきましょう。都道府県レベルではプロフィールを見ればわかりますが、待ち合わせする場所を決めるには広すぎます。なので、せめて市や区レベルまでは知っておきたいところです。
上で説明した5往復の終盤あたりで、
〇〇さんはどの辺りにお住まいですか?
僕は〇〇市です!
というように聞いておきます。居住エリアはマッチした直後には聞かないようにしましょう。女性が心理的な抵抗を感じやすいからです。やり取りの終盤のアポ打診の直前あたりで聞きます。つまり、マッチした直後は無難に相手の写真や趣味などについて会話をし、4往復したら居住エリアを聞くことになります。
「出会うまでの希望」を「すぐに会いたい」にしている女性の場合は、アポ打診が通ってからで構いません。これらの人はあまり細かいことを気にしなくても打診が通りさえすればアポが組める可能性が高いからです。
実際のやり取りの実例
次の記事の終盤で、実際にアポをとる際のやり取りの実例をご紹介しています。「居住エリアの確認」⇒「日時の決定」⇒「場所の決定」までの流れの実例です。記事の前半ではどんな場所、お店でアポを行うのが良いのかも解説していますので、ご覧になってください。
