女性は恋愛において加点方式ではなく減点方式で男性を評価します。マッチングアプリで500人以上の女性と会ってきた私が、その理由と対策についてお伝えします。ポイントは女性は一人一人自分なりの物語を持っていて、それを柔軟には書き換えられないということを理解することです。
本記事は、必ずしも科学的なエビデンスを提示はしておらず、私の経験則からくる言説です。なので、女性の方が読むと不愉快になるかもしれませんので、ご注意ください。
しかし、男性の方で、今、恋活・婚活で、マッチングはできるのになぜか会えない。一度は会えるのになぜか二度目は無い、と悩んでいる方には、必ず助けになる内容です。これを理解しているかいないかで、恋活・婚活の効率が全然違いますし、心理的なストレスもグッと下げて活動できます。
もくじ
恋愛・婚活市場に参入すると女性の減点評価に驚く
マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所などに参入すると、男性の中には女性の減点思考に驚く人も多いでしょう。
マッチングしてさぁこれから仲良くなっていくぞ、と思っても、
ちょっとしたことで、ブロックされたり、なんか俺変なことしたかな、という感じで候補からバッサバッサと切られてしまいます。
いや、まだ何も俺のこと知らないじゃん、とモヤモヤするでしょう。
女友達や仕事で知り合う女性からはわからなかった姿なので、戸惑う方も多いでしょう。
この原因は、女性は男性よりも恋愛においては減点法で異性を評価するためです。
異性の良いところを探そうとするのではなく、自分の思い描く理想があり、それを満たしていない部分を積極的に探します。見つけ次第評価を下げ、あるところまで下がると、候補から除外するという傾向があるためです。
この理由を以下でご説明します。
ちなみに、減点思考を別の言葉で言うと、「ジャッジメンタル(Judgemental)」とも言えます。つまり、相手のことをジャッジ(判定、審判)ばかりすることです。恋愛は対等な立場であるはずなのに、自身を審判の立場に置いて上から相手をジャッジしてしまうのです。
理由1: 日本社会の評価システム
日本社会が減点方式で人を評価するシステムで回っているので、それと同じ発想になりやすいためです。基本的に学校でも100点から減点する評価ですし、会社でも色々チャレンジする人よりも失敗しない人が出世する会社が多いですよね。
とはいえ、これは当然女性に限ったことではありません。ただ、ベースとして日本人は減点思考の評価に流れやすい傾向があるというのは抑えておいた方が良いです。
理由2: 女性のリスク回避性の高さ
女性は男性よりもリスク回避性が高いためです。つまり女性の方が安全な選択を選ぶため、一つの側面が飛び抜けているが欠点もあるような男性よりも、飛び抜けた面は無いが欠点も無いような男性を選びがちということです。
理由3: 恋愛・婚活市場での需給バランス
恋愛・婚活市場では適齢に限って言えば、女性は、男性よりも圧倒的に少なく、候補をバシバシ絞るために減点方式に頼らざるを得ない、というのもあります。
これはマッチングアプリのいいねの平均数を見れば明らかです。通常男性は登録してプロフィールを埋めただけでは、いいねは全く集まりません。閑古鳥が鳴きます。
しかし、適齢の女性であれば、登録した直後から自動的に何十、人によっては何百ものいいねが集まります。
理由4: 話し合い回避型タイプが増えている
何か気に入らないことがあれば、言ってもらえたら改善できたのに、ということってありますよね。
しかし、以下で議論されているように、昨今、男女関わらず、話し合いを回避する人が増えていると推察しています。
「言いたいことあるなら言えよ→言いたいことない」「言っても仕方ない」「どうせ伝わらない」など…話し合い回避型タイプの思考を覗いてみた
男女ともに増えているとはいえ、表れ方の傾向が違うと考えています。
何か不満があるが話し合いも避ける場合、
男性は、すねてしまったり、自分の中にストレスを溜め込んで後で爆発させたりして、その結果モラハラっぽい言動をとってしまうケースが多い印象です。
女性は、不満が一定以上の閾値を超えたら、静かに立ち去って関係を切るだけのケースが多い印象です。
男女のどちらが良い悪いは無いですが、女性の場合はこれが減点方式の評価として表れるということです。
理由5: 負の性欲
比較的新しい概念である女性の「負の性欲」が減点方式の評価法に関わっていると考えています。「負の性欲」については以下の記事が詳しいです。
「負の性欲」はなぜバズったのか? そのヤバすぎる「本当の意味」
私が理解した負の性欲を説明します。
男性であれば、性的な魅力を感じる女性に対しては当然、接近したいという欲望を抱きます。これは正の性欲です。
ただ、性的な魅力を感じない女性に対して、別に距離を置きたいとか、遠避けたいという欲望は特に感じないのではないでしょうか。近くに居ても居なくてもどちらでもいいという感覚ではないでしょうか。
それに対して、女性は、性的な魅力を感じる男性に対しては、接近したいという欲望を抱くのは同じです。しかし、性的な魅力を感じない男性に対しては、できる限り距離を置きたいという欲望を抱く、というものです。これが負の性欲です。嫌悪感にも近いものです。
男性にも負の性欲は見られ、ルックスが良くない女性を極端に悪く扱う時期もありますが、それは小学生までではないでしょうか。
ちなみに、「性欲」という言葉を使っているだけに、適齢期の女性ほどこの欲望は強いです。つまり、高齢の女性は、負の性欲は弱まっており、魅力的な男性もそうでない男性も、比較的公平に接する傾向があります。
なので、若い女性は理想に足りていない部分を見つけると、減点していき、加点するチャンスを全く与えないという、無慈悲な振る舞いができるのです。
負の性欲が強いほど、減点ポイントを見つけようとする積極性にドライブがかかり、早めに男を遠ざけようとするということです。
減点評価の100点は女性が描く物語だ
ここからは、女性の減点評価で減点されまくってきた私が考える、女性の減点評価の本質をご説明します。
女性が考える理想を基準に、足りていない部分を見つけて減点していくと上述しました。
では、その理想とはどこから来るのでしょうか?
いろいろ考えられます。
ドラマ、映画、バラエティ番組、SNS、小説などのメディアかもしれませんし、女子会で話されたエピソードかもしれません。
そういった情報を元に、理想の男性像を作っていきます。
理想像はビジュアル的なイメージだけではなく物語も付随しています。
こんな仕事をしていて、こんな場所に住んでいて、こんな振る舞いをするなどです。
その物語に女性自身も登場する形で男性と出会うというわけです。
よく「白馬の王子様」という表現がされますが、まさにそれです。
朗報!イケメンでなくても物語に沿っていればいい
白馬の王子様というと、イケメンでなければならないような印象がありますが、そんなことはありません。
物語にはいろんな物語があります。
もちろん、韓流ドラマに影響されて、韓流スターのようなルックスを期待する女性も多いですが、そんな物語ばかりではないのです。
『逃げるは恥だが役に立つ』の星野源、古いですが『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢など、非イケメンのドラマもたくさんあります。恋愛以外のドラマには、たくさんのイケメンとは言えないような脇役俳優や癖が強い個性派俳優も出ています。
ドラマ以外にも、ニュース、ドキュメンタリーなども含めれば、多くのフツメンが物語の一部としてメディアに登場しています。
イケメンが出るドラマしか見ない女性ばかりではないのです。
以前、私が恋愛経験がほとんどなかった頃、乙武洋匡氏が不倫していて、かなりモテているというニュースを聞いて驚愕しました。
なぜ彼がそこまでモテるのか理解ができなかったのです。しかし、今では理解できます。
ハンディキャップを持った彼との恋愛は、女性が持つ物語にはまりやすかったのでしょう。
もちろん、確率的に言えば、イケメンの方が女性が持つ物語にはまりやすいので有利なのは間違いないですが、非イケメンでも諦める必要は無いということです。
ちなみに、複数の物語を持つ女性も普通です。イケメンの物語、ハイスペ男の物語、面白い男の物語、真面目な男の物語とか。
そのどれかの物語に男性がハマれば、一旦は恋愛対象として見てもらえることになります。
女子会で語られる物語をイメージしよう
女性達は仲のいい女友達との女子会で恋愛の話をします。
そこでは女性が持つ物語が語られます。
なので、女友達に語りたくなるような物語が好まれます。
どんな物語が語りたくなるかというと、やはりマウントが取れる物語でしょう。
なので、〇〇似のイケメンだったり、〇〇会社の社員だったり、っていうのも語りたくなるかもしれません。
でも女性もそんな単純な人ばかりではありません。「あなた達みたいに、俗っぽい価値観ではないのよ」というマウントを取る女性もいます。そんな人は、もしかしたら真面目な男性や、もしかしたらハンディキャップがあるような男性の話をするかもしれません。
マウントというとちょっと悪い言い方でしたが、「差別化」と言ってもいいかもしれません。
つまり、みんなが必ずしも同じような物語を語るわけではなく、思ったより多様な物語が考えられるということです。
このように女子会でされる会話を想像すると、女性が持つ物語がイメージしやすくなります。
多くの女性は物語の書き換えが苦手
このように、多くの女性は恋愛の対象となる男を、自分の物語にはめ込んで考えていきます。あたかも、少女が人形のバービーと人形のケンを両手に、デートさせて遊んでいるかのようにです。
女性は、男が自分の物語の筋書きに沿わない振る舞いをしたり、沿わない事実を露呈したりすると、途端に冷めてしまいます。これが減点として表れます。
男からしたら、筋書き自体を男の現実に合わせて書き換えればいいじゃん、って思うかもしれませんが、それができない女性が多いのです。
女性の物語を壊さないようにしよう
女性が物語の書き換えができないので、関係を進展させるためには、その筋書きに乗っかるしかありません。つまり、女性の物語を壊さないということです。
その物語が、男性からも分かればどう振る舞えばいいかは簡単なのですが、明確にわかることはないです。仮に女性に聞いたとしても、言語化できている人はほとんどいないでしょう。なので、物語は存在はするけど、明確にはわからない、ブラックボックスのように捉えるべきです。
しかし、一つ言えることは、アプリでマッチングしたり婚活パーティーでカップリングした時点で、一旦は物語に乗れているということです。(マッチングとカップリングはだいぶ重さが違いますが)
ただ、そこから女性の物語から外れないようにすることが大事です。なので、加点を狙って変なことをしないようにすべきということです。
加点を狙うリソースは他の女性に当て数を打とう
加点を狙うべきではないという理由はもう一つあります。
加点を狙う行為は、リソースを食うということです。リソースとはお金や時間です。
例えば、初アポでは、普通のカフェに行けばいいところを、加点を狙って高級レストランに行ってしまっても、女性は別に評価を上げてくれません。減点評価というのは、加点を狙う行動を無いものとして評価するためです。
高級レストランに行くお金があるなら、他の女性とのアポを増やして、数を打つべきです。
というのは、1人の女性の物語に確実に乗り続けるというのは至難の業だからです。
どこかで物語から落ちるのが普通で、何人かの物語に乗っていたらようやく1人の物語に継続して乗り続けられるという感じです。
これは確率論です。なので、数を打つ必要があるのです。
死ぬまで女性の物語に乗らなきゃいけないのか?
では、1人の女性と継続して交際し続けたり、婚姻関係を続けるには、永遠に女性の物語に乗り続けなければならないのか?
と心配になるかもしれません。
しかし、大丈夫です。
物語から降りても、女性が別れられなくなるポイントがあります。
一つは俗に「セックス・トリガー」というものです。
女性はセックスをすると、相手をますます好きになる傾向があると言われます。自分の体を捧げたということで、サンクコストが大きくなるからだと思われます。
もちろん、セックス・トリガーだけだと不十分な女性もいます。しかし、大抵、交際が長くなるにつれて、女性がかけた身体的、心理的、金銭的なコストが大きくなっていくと、簡単には別れられなくなってきます。
女性側のサンクコストが十分に大きくなった後であれば、男性も徐々に物語を降りて素を出していっても、すぐにフラれるということは無くなります。
これは、一般的に女性から見ると「釣った魚に餌をやらない」態度と見られます。
しかし、これは男性からしたら仕方ないことです。女性が物語を柔軟に書き換えられないから、女性と交際するには物語に合わせるしか選択肢がないためです。
なので、女性に「釣った魚に餌をやらない」と思われても全く気に病む必要はありません。
さいごに
女性が恋愛や婚活において減点評価をする理由と対策についてご説明しました。
ポイントは、女性が持つ物語を壊さないように、加点を狙って変なことをしないということです。
減点を最小化し、淡々とアポをこなして数を打っていけば、必ず女性と交際できますので、根気よく頑張りましょう!