先日衝撃的な事実を知りました。
ハーバード大学のニコラス・クリスタキス氏の研究によると、男子校出身者は共学出身者に比べて、3ヶ月寿命が短いそうです。
3ヶ月というと大したことないのでは、と思いますが、実は「適度な運動をしているかどうか」の違いと同じなのだそうです。
寿命が短くなるメカニズムはまだ解明していないのだそうですが、生物学的また社会的な要因が考えられるそうです。
ニコラス氏の仮説によると、「若いころから少数の異性を争うというストレスが影響しているのでは?」とのこと。
論文のサマリーは以下です。
Competing for a mate can shorten lifespan
この論文をうけて、日本人の研究者は独自な仮説をたてていますね。
の著者である、石川 善樹氏は、
もともとコミュニケーションが苦手な男子どうしが固まると、ますます固定的なコミュニケーションになり、卒業しても他者とのつながりを作るのが下手になってしまうから。
と言っています。
明治大学の諸富祥彦教授は著書の明治大学で教える「婚育」の授業の中で、
男子校出身者は9%しか彼女がいない
共学出身男子は40%が彼女いる
女子は共学・女子校出身とも彼氏いる40%
という男子校出身者にとっては切ない研究結果を提示しています。
ここまで調べて、短命の理由は大きく二つあると思いました。
- 若いうちにストレスを受けること
- 卒業後に他者とつながりがもてずにストレスを受けること