横浜のそうごうの8階にあるカラダステーションで、InBodyで体成分分析を行ってきました。その結果と見方についてもご説明します。
カラダステーションに行った経緯
筋トレとダイエットをしていて、色々勉強をしているのですが、体重よりも体脂肪量や筋肉量が大事だということがわかってきました。
自宅の体重計でも体脂肪率が測れるのですが、時間帯によって大幅に違ったりとあまり正確ではないことがわかってきました。
そんな時、ボイスメディアVoicyのゴッホさんのチャンネルを聴いていました。恋愛や筋トレなどの情報を発信しているチャンネルです。ゴッホさんが、「InBodyというので正確に計測できる。横浜のそごうなどで無料で計測できる場所がある。」というようなことを言っていました。
InBodyの公式サイトとYouTube動画は以下です。
それからググって、そごうの8階のカラダステーションところがそこだということがわかりました。
InBodyで計測して、その結果に基づいて専門アドバイザーがアドバイスをしてくれると言うサービスが無料で受けられます。所要時間は30分です。
そこからしばらく行く暇がなかったのですが、ようやく最近になって行こうと思いました。
最初は予約する必要があるとのことです。電話か実際に店舗に行って予約します。
毎日やっているわけではないので、上のページで確認してください。
電話して、最初直近の土曜日に予約しようとしたのですが、その日は予約が一杯になっているとのことでした。
なので、翌週の水曜日になりました。11:30、13:30、14:30の回が空いているとのことだったので、13:30にしてもらいました。
土日は早めに連絡しないと予約が取れなさそうですね。
ミレニアムカードの会員かどうか聞かれ、会員ではない、と答えると、測定するには会員になる必要がある、とのことです。
その場で入会できるので、10分前に来るように言われます。了承して予約をしました。
ミレニアムカードはクレジットカードではなく、ポイントカードなので作っても問題ないと判断しました。
カラダステーションに行ってみた
13:20くらいに到着しました。
女性のアドバイザーさんらしき方が一人で座っていました。お客さんは他には誰もいません。

まず、ミレニアムカードの申込書を出されるので座って記入します。もちろん住所や生年月日などの個人情報を記入する必要があります。
それを提出すると、ミレニアムカードと、

カラダステーションのメンバーカードが渡されます。

また、ミレニアムカード入会の粗品と交換できる紙ももらえます。
私はちゃんと読まなかったので、まさか粗品と交換できる紙とは思わずそのまま帰ってしまったので、何がもらえるかわかりません。帰りに忘れずにもらって帰ってください。

そのあと、問診票のようなものを記入します。生活習慣や運動歴についての質問でした。
それを提出するとようやくInBodyとご対面です。

InBodyは型がいくつかあるのですが、InBody430というタイプでした。これはAmazonや楽天でも購入できます。すごい高価ですが。
素足になり、ポケットからものを出すように言われます。
服は脱がずにInBodyに乗ります。よく見ると最初の設定で-0.7kgとなっていて、ざっくり服の重さが引かれていました。

最近の通常の体重計でも体脂肪は測れます。
InBodyは何が違うかアドバイザーさんに聞いたので説明しますね。
インピーダンス法といって電気を流してその抵抗から体脂肪率を計測するのは同じです。
脂肪は水分や筋肉よりも電気を通しにくい性質を利用し、脂肪率を調べる方法です。
家庭の体重計は、電気を通すために体に触れる金属のポイントが、両足の2点、もしくは、両足の前後の4点です。
しかし、InBodyは両足の前後、両手の親指と手のひらの8点のポイントを使うので、より正確に計測できるということです。
測定結果を解説してもらう
すぐに計測は終わります。
アドバイザーさんが結果が書かれた紙を印刷してくれます。

座ってこの結果についての説明をしてくれます。
まずは、「体の構成」。体脂肪だけ少し標準より多めだそうです。

次に、「筋肉と脂肪の割合」。
体重は標準。骨格筋量は少し少なめ、体脂肪量は少し多め。
線の先端を結ぶと、Cの形になっていると思いますが、Iの形が理想だそうです。
骨格筋を増やし、体脂肪を減らす必要があるのですが、どの程度かというと右側の表でわかります。
筋肉量を3.9kg増やし、脂肪量を3.9kg減らせば理想的な体型になります。
大変ですね。

次に「体の各部の評価」。バランスを見るところです。
私の場合、上半身の左と体幹の筋肉が少なく、体幹に脂肪が多いことがわかりました。
そして、ウェスト周りが78.2cmと出たのに驚きました。私は定期的にメジャーでウェストを測っていますが、まさに78cm程度なのです。
これでも去年に比べて9cm減ったんですけど、やはりメタボ気味とのことです。
内臓脂肪は6なので低い側なのかな、と思いましたが、アドバイザーさんによると、男性は0とかでもいいくらいです、って言われてしまいました。

アドバイザーさんの言葉が割と心に突き刺さります。
2年近く筋トレをしていて、随分体重も落ちたのですが、その努力は見てくれてないですからね。2年半前の体重と体脂肪は次の記事に書いています。


フィットネススコアという見慣れぬ数値が出てきました。私は72だそうです。
フィットネススコアは80ポイントを基準とし、体重調節の欄の表示で筋肉量が+1㎏、脂肪量が-1㎏ごとにフィットネススコアは1ポイント下がります。また筋肉量が標準より1㎏大きくなればフィットネススコアは1ポイントずつ上がります。点数が高い場合は筋肉が多くて脂肪が少ない良い状態で、逆に点数が低くなればなるほど筋肉と脂肪のバランスが良くない状況です。この点数に上限はなく、70~90ポイントが標準です。「90以上で筋肉量が多いアスリート型」、「70以下は虚弱型、肥満型」になります。
([PDF]高精度体成分分析装置 InBodyより引用)
ということです。
この数値が高いほど、筋肉が多く脂肪が少ない良い状態ということです。
私は72と基準の80を大きく下回ってるのでもっと頑張らなければいけません。
アドバイザーさんからのアドバイス
理想的な体型になるには、私の場合、脂肪を3.9kg落として筋肉を3.9kg必要があります。
バランスよい筋肉をつけるために、筋肉量が少ない左上半身と体幹(腹筋、お尻まわり)のトレーニングをしましょう、ということでした。
腕立て伏せを含む筋トレを1日おきにしている私としては、なぜ左が弱いか疑問でした。
アドバイザーさんによると、腕立て伏せは、やはり利き腕の方で利き腕ではない方をかばってしまい、利き腕ばかりが鍛えられてしまう傾向があるそうです。
腕立てをする際も、左に意識を集中して行うと、左を鍛えられるようになる、そうです。
月に1回程度、また来てください測定してください、とのことでした。
これが毎回無料なんて素晴らしいサービスですね。
2回目位までは予約してアドバイザーさんと一緒に測定した方がいいですが、それ以降はメンバーズカードを持参した上で、予約なしで来ても、空いていれば、近くの店員さんに一声かけて自分で使ってもいいそうです。
さいごに
正直に言うと、体脂肪率は自宅での体重計で最近測った値と同じでした。
なので、自宅の体重計の体脂肪率を測る機能はそこまで不正確というわけではないのかもしれません。
しかし、体のどの部分に脂肪や筋肉が偏っているのか、というのはInBodyでないとわからないので、効率良く、バランス良く筋トレをするなら、InBodyは有効だと思います。
また、カラダステーションでのアドバイスは、少し厳しい言葉に感じるかもしれませんが、無料で適切な指摘をしてくれるので、受けてみてもいいかもしれません。