非モテコミットとは何かについてご説明し、対策ややめる方法をご説明します。鍵はあなたの中にある女性に好かれたいという欲や性欲への認識を上げることと、人と人との常識的なやりとりについての理解を高めることです。
もくじ
非モテコミットとは
恋愛工学上の定義
「非モテコミット」とは藤沢数希氏が提唱している「恋愛工学」の中の重要な概念です。
「非モテコミット」とは簡単に言うと、特定の女性に対し、もうこの人しかいないと思い詰め必死にアプローチすることです。
男性のこのような振る舞いにより、相手女性が、重いと感じたり、この人モテてないんだな、と評価を下げる原因になります。
なので、恋愛で成果を上げるには、この非モテコミットをしないようにする必要があります。
欲に駆動された常識的なやり取りからの逸脱
上の定義は、藤沢氏が語った定義で尊重しています。恋愛初心者の方はこの定義でまず理解すればいいと思います。ただ、私としてはもう少し解像度を上げた定義で捉えた方が、応用が効きやすくなりますし、いき過ぎた対処策とって失敗するリスクも下げると考えています。
私は非モテコミットは
「欲に駆動された常識的なやり取りからの逸脱」
と捉えています。
例えば、知り合って間もない男女が食事をして、常識的には支払いはどのようにすべきでしょうか?男が全て奢ってしまうと言うのは常識と言えるでしょうか?
また、男が女に返信がないうちからメッセージを連投してしまうのは常識的な行動と言えるでしょうか?
しかし、このように男が女に好かれるために、常識的にはしないようなことをしてしまうことがあります。これは女に好かれたいという欲やストレートに性欲に駆動された行動です。
常識というのがわかりにくい場合は、男女関係ではなく友達や同僚などの男同士の関係をイメージしてみてください。例えば対等な男同士が初対面の食事で、どちらかが全額奢ると言うことはないですよね。男同士で一方がメッセージを連投することはないですよね。それが途端に相手が女性だと、そのような行為をしてしまう男性が多いのです。これが非モテコミットです。
「常識的なやり取り」はケースバイケース
なので、何が「常識的なやり取り」かを考える必要があります。
例えば、年齢が一回りも下だったり、相手が仕事の部下だったりする場合に、割り勘というのは常識的ではなく、奢ったり多めに出すのが常識的かもしれません。
とはいえ、多くの場合、婚活・恋活市場では相手は同年代で対等なので、シンプルに対等に考えて良いでしょう。
ただ、このように常識的なやり取りを考えることが、今俺は非モテコミットをしていないかを確認する上で重要になります。
ちなみに、男性よりも女性は社会が想定する常識的な役割を演じながら生活をしている傾向があります。なので、仮にタイプのイケメンが現れたといってもいきなり好意をき出しにすることはありません。なので、男性にもそのような常識的な役割を演じることを求めます。仮にマッチングアプリで知り合ったとしても、まずは初対面の2人の男女という役割を演じる必要があるのです。
逸脱には自己犠牲が伴っている
必要ないのに全額奢ってしまう
メッセージを連投してしまう
ルックスを褒める
待ち合わせ場所を中間ではなく相手の家の近くにする
このようなことは非モテコミットと言えます。この行動には自己犠牲が伴っています。奢るのは当然金銭が。メッセージの連投には相手のことやメッセージを考えたりする時間。ルックスを褒めることには、自身のプライドを。待ち合わせ場所を相手に合わせるのは、移動の時間や労力を。これらのことを自分のリソースから犠牲にしているのです。
常識的なやり取りから逸脱するというのは、相手のために自分が何かしら犠牲を払っているのです。
自己犠牲というとなにか美しい響きがあります。しかし、それは本当に愛している家族や、大切なコミュニティのための自己犠牲なら美しいものです。しかし、単に欲から来ている自己犠牲というのは、相手にとっては重いものでしかありません。
自分が何か犠牲を払っていないかを考えることも自分が非モテコミットをしていないかを確認するための良いサインになります。
ちなみに、仮に相手も同じだけ犠牲を払っている場合は非モテコミットとは言いません。例えば、高級レストランに行って、出費自体は大きくなったのですが、割り勘で相手も同じ額払っているなら、別に相手のための犠牲ではなく、自分のための出費と言えるので、非モテコミットにはなりません。
本能的、身体的な反応なので抑えるのが大変
非モテコミットは、「欲に駆動された」と言っているように、人間の本能や身体から来るような反応的な振る舞いです。なので、意識して抑えることが非常に難しいです。
言うなれば、酒好きが赤提灯を見てついついお店に入ってしまったり、ギャンブラーがスロット店を見ると吸い込まれるようにお店に入ってしまったり、美味しい食べ物を見るとよだれが出てしまうのと同じです。
これらのことは意識しても止めることが非常に難しいのと同じように、非モテコミットも意識しても簡単にはやめられません。
とはいえ、この記事の後半で、やめる方法をご紹介しますので、参考にしてみてください。
自己犠牲のタイプ別よくある非モテコミット
金銭
これは言わずもがなですが、相手に食事を奢る、高価なプレゼントなどです。
労力・時間
上述した待ち合わせで自分の方が移動時間が長いというのもそうです。
また、食事のお店を探したり、デートプランを考えるのを自分ばかりするというのも、労力や時間を犠牲にしている非モテコミットと言えます。
注意力
例えば、相手からメッセージが返ってきていないのに、メッセージを連投してしまうというのは、相手が自分のことを考えてもいないのに、自分は相手のことばかり考えていることになります。なので相手よりも自分が注意力を使っていることになるのです。
好み
例えば、食事をするお店について、相手が好きな料理で、自分はそうでもない料理だと、自分が我慢していることになります。デートコースについても同じです。相手の好みだけを優先してデートコースを決めるのも自分が我慢していることになります。
プライド
会話の話題について、いつも相手の話だけを聞いて、こちらの話を全く話せないような会話というのも自分が我慢していることになります。もちろん、寡黙で人の話を聞くのが好きという方は我慢だと思わない方もいるかもしれませんが、やはり自己主張の量に偏りがあります。
さらに、ルックスを褒めることはもちろん、ルックス以外で相手を褒めすぎることは、相手との位置関係において自分を低い位置に置くことになります。
また、アポの日程を決める際に、「僕はいつでも大丈夫です!」などのように暇人と取れるような開示をしてしまうのも、自分を下に置く振る舞いです。
これらは自分のプライドを犠牲にしていると言えます。
また、少しわかりにくいかもしれませんが、女性が出した飴にすぐに飛びつくのも非モテコミットです。好きな趣味について聞かれたからと言って嬉しくなって長い時間話してしまったり、褒められて嬉しくなった表情を出してしまったりです。これらも女性の下に入ることになるので、プライドを犠牲にしていると言えます。
非モテコミットをやめる方法
ディスる
これも恋愛工学で非モテコミットの対策として提唱されていることです。
ギリギリ笑える範囲で相手を馬鹿にしたり、からかったり、失礼なことを言って、恋愛対象として相手に興味がないように振る舞うことです。
これは、行動レベルでモテる男がしそうな言動をイミテート(模倣)することです。
もちろん、効果はありますし、初心者がここから入るのはおすすめです。というのは、非モテコミットが染み付いて女性に下手に出ることが当たり前になった男性にとっては、まずは女性の上に立ってみるという体験をしてみることで、視野が広がるためです。
しかし私は問題点もあると考えています。
まず、所詮イミテートなので、ほとんどセリフの丸覚えになります。しかし、非モテコミットの定義は「欲に駆動された常識的なやり取りからの逸脱」であり、「常識的なやり取り」はケースバイケースです。その状況での「常識的なやり取り」がどのレベルかわかっていないと、相手を傷つけ過ぎてしまったり、逆に弱過ぎて全く響かなかったりする可能性があります。
例えば、恋愛工学の本では繁華街やバーやクラブなどの盛場でのナンパというシチュエーションが多く出てきます。そのような場合、比較的女性側もウェイ系というか、言葉が強いコミュニケーションが行われるコミュニティに属している傾向があります。そのような状況でそのような女性に対しては、かなり強いディスりが効果的だったりします。
「また男に酒奢らせようとしてるの?」
とか、決めつけるようなディスりも効果があったりします。
逆に真面目な恋活・婚活アプリの場合、そのような強気なディスりは、ドン引きさせてしまう可能性が高いです。
また、ディスりは発言や能動的な行動などの行動レベルでの対策でしかないので、ふとした瞬間の表情や挙動にボロが出てきてしまいます。
なので、非モテコミットを本質的にやめるためには以下のようなことが必要になります。
瞑想と日記
非モテコミットは「欲に駆動された常識的なやり取りからの逸脱」とご説明しました。
なので、自身の「欲」への認識力と「常識的なやり取り」の理解度が上がれば、非モテコミットをコントロールできます。
「常識的なやり取り」に関しては、正直、人生経験を積むことで対応するしかありません。経験というのは、女性へのアプローチの経験だけでなく、全ての社会経験も含みます。また多様な人間と関わったり、様々なメディアを通して情報を摂取することも必要です。これに関しては、当ブログの範疇を越えることなので、ここまでにします。
「欲」に関しては、瞑想と日記を習慣化することで、理解度を上げることができます。急に自己啓発書のような内容になりましたが、かなり重要です。
瞑想をして、自身の中に生まれる感情をまっすぐ見つめられるようにします。また、日記を習慣化して、自身の行動を振り返ります。自身の一つ一つの行動がどのような感情や欲望から来ているかを毎日振り返ります。
ちなみに、日記というとしっかりした文章にしなければならないと思うかもしれませんが、箇条書きでもマインドマップでも構いません。あなたが楽に記録できればOKです。このような営みは最近だとジャーナリングとも言われています。
このように、自身の行動と感情や欲望との関係への解像度が上がると、普段から自分の行動がどのような感情や欲望から駆動されているか俯瞰して見ることができます。あたかも、もう1人の自分が空中から見ているかのようにです。
そうすれば、女性に好かれたい欲や性欲によって何らかの言動を相手女性の前でする前に気がつくことができ、行動を変えることができます。
他人の非モテコミットを観察する
自分以外の非モテコミットをしている行動を観ることも、自身の行動を改めるために有益です。
クラブやバーなどのナンパが頻発している場所で、女性にうやうやしくお酒を奢る男を見たり、女性をほめまくる会話を聞いたりして、反面教師にします。
さらに、非モテコミットは、恋愛以外の場でも観察することができます。例えば、ものを販売する時の営業マンや販売員や飲食店の客引きなどのお客さんに対しての言動です。
その時の彼らの欲は何かというと「金銭欲」です。常識的には初対面の社会人というのは対等な関係です。しかし、金銭欲に突き動かされた彼らは、そのような常識から逸脱した行動をしたりします。例えば、何かサンプルなどを無料で与えたり、褒めたり、何度も連絡してきたりなど。
このような言動はもちろん完全に悪というわけではないですが、恋愛局面での非モテコミットと似ています。お客の立場になることで非モテコミットされてみることは、非モテコミットされる女性側の気持ちになって考えることができ、自身の女性への非モテコミットを抑えることにつながります。
または、就職活動や転職活動をしている人などにも近い言動が見られます。面接で入社したい会社を褒めたたえたり、残業も厭わないし仕事内容もなんでもやると自分を下げるような発言をしてしまったりします。
まとめ
本記事のまとめです。
- 非モテコミットは「欲に駆動された常識的なやり取りからの逸脱」
- 自身の「欲」への認識力と「常識的なやり取り」への理解度が鍵
- ディスりでモテる男の言動をイミテートする
- 瞑想と日記で「欲」への認識力を上げる
- 他人の非モテコミットを観察する
現在非モテコミットをやめられなくて困っていても心配しないで下さい。非モテコミットをしていると気がついているだけでもすごいことです。
気が付いてさえいれば、本記事でご紹介した、行動面とマインド面両方で対策をしていけば、必ず非モテコミット今よりもずっと減らすことができます。一緒に頑張りましょう!
