マッチングアプリで出会った女性に告白する最適な場所、セリフ、タイミングについてご説明します。アプリで500人以上の女性と会ってきた私が、実体験に基づき大事なことをお伝えします。
もくじ
場所やシチュエーションよりも大事なことがある
この記事を読んでいる方は、これから2回目や3回目のデートを迎えようとしていて、そろそろ告白かなーと思っている方が多いと推察します。場所やタイミングも詳しく説明しますが、その前に絶対におさえておくべき点があります。
実は、場所やタイミングにこだわったとしても、結論は女性の中で90%決まっています。どこでどんなタイミングで告白しても、そんなに結果は変わりません。仮にタイムマシンがあったとして、いろんな場所やタイミングで告白する実験ができるとしたら、YESという女性はどんな場所やタイミングでも大体YESと言います。NOの場合も同じです。
してほしいことをシンプルに明確に伝えるセリフ
ただ、一つ絶対におさえておかなければならないことがあります。これができていないと、YESというはずだった女性もNOと言ってしまう可能性が出てきてしまいます。
それは、女性にしてほしいことをシンプルで明確な言葉で伝えるということです。
あなたが女性に告白する目的はなんですか?基本的にはその女性とお付き合いをすることですよね?
そうであれば、
「僕と付き合ってほしい」
これをシンプルに明確に伝えられれば良いのです。
もちろん付き合いたいの背景は人それぞれ色々あると思います。
「結婚相手を見つけたい」
「寂しさを埋めたい」
「とにかく女性とセックスがしたい」
など。
でも、まずはその女性と付き合わないと始まらないですよね。
なので、今回の告白でお願いできることだけシンプルに明確に伝えるのです。
これは、職場、友達、家族などの人間関係でも同じことです。何かしてほしいことあれば、シンプルに伝えないとやってもらえません。
誰かと食事中に塩がほしい時に、「あぁ、この料理なんか塩っけが足りないんだよなー」と言っても、全員が気を利かせて塩を取ってくれるとは限りません。相手に忖度させずに、しっかり「そこのお塩取ってくれない?」と頼むべきです。
大きい話になると、国と国の外交交渉や会社と会社の商談でも同じです。しっかり「〇〇をしてほしい」と伝えないと実現する可能性はガクッと下がります。
ところが、なぜか恋愛の告白となると、これができない方がいます。以前の私もそうでした。
「可愛いなと思ってるんだよね」
「好きかも」
「〇〇が彼女だったらいいな」
一見これらも告白の言葉に見えますが、してほしいことが伝えられていないので、付き合える可能性はグッと落ちます。
以前の私はなんでこんな簡単なことができなかったのかと今考えると、プライドが邪魔をしていました。人にものを頼めないのです。もちろん塩を取ってほしい程度の簡単なことは頼めますが、生活が一変するような重要なことを誰かに頼んだことはありませんでした。人に何かを頼むことは自分が劣った人間だと認めることのような気がしていたのかもしれません。
なので、若かりし日の私は、好きな女性がいても、思わせぶりなことを言うことしかできず、交際につながることはありませんでした。
昔の私のように告白することに心理的抵抗がある方は、普段から人に頼る練習をするのをお勧めします。その際に、シンプルで明確な言葉でしてほしいことを伝えましょう。それに慣れていけば、恋愛での告白も、もちろん軽いことではないですが、人にものを頼むという意味では変わらないことがわかってきます。
長いとわかりづらくなる
「シンプルに」というのは短くということです。
「〇〇の〜〜なところと〜〜ところが好きでずっと一緒にいたいなと思ったんだ。だから、もし嫌じゃなければ付き合ってくれないかな?」
この程度の長さであれば許容範囲内ですが、私はやはり
「僕と付き合ってくれない?」
などの短いフレーズをお勧めします。
フレーズが長くなるほど文章のどこに重点が置かれているか相手にはわかりづらくなります。人間というのは言葉で100%コミュニケーションできると思っても半分くらいしか伝わってないことが非常に多いです。
上の例だと、女性によっては「ずっと一緒にいたい」という部分が重要だと思って、「じゃあ、友達としてずっと一緒にいよう」と受け取ってしまう人もいるかもしれません。
なので、一番重要なことだけシンプルに伝える、というのが大事です。それだけ伝えて、まず相手の返答を待ちましょう。女性側が理由やどんなところが好きか、などの説明を求めてきたら、そこで改めて説明すれば良いのです。
告白は「打診」
元々は医療用語ですが、ビジネスや政治の場面でよく使われる「打診」という言葉があります。
こちらから何か提案をして、相手がそれに対して応じるかどうか待つ
という意味です。
私は告白も「打診」だと考えています。さらに言うと、いいねするのも、デートに誘うのも、家に誘うのも、ホテルに誘うのも打診です。
恋愛というのは、こういった打診の積み重ねで段階が進むということです。
この「打つ」という言葉が、私がお勧めする「シンプルに明確に」というイメージにも近いため、私はよく「打診」という言葉に例えます。
場所やシチュエーションは無理しないのがポイント
タイミングについては以下の記事にて、2回目のアポの終盤がベストということはご説明しました。

では、どんな場所とシチュエーションで告白をすればいいのでしょうか?
冒頭で場所とシチュエーションはそこまで重要じゃないということは伝えました。とはいえ、いくつかポイントがあるのでお伝えしておきます。
まず、場所やシチュエーションは無理しないレベルのところをお勧めします。
例えば、気合を入れ過ぎて普段行かないような高級レストランなどではしない方がいいです。というのは、上で紹介した記事にも書いたのですが、告白した際、その場でOKをもらえればいいですが、「もう少し考えたい」などと返答を保留されることも多いです。OKをもらえると期待していた場合、かけているコストが大きいほど心理的な動揺が大きくなります。その時すぐに退店するわけにもいかないので、そこである程度の時間を過ごさなければなりません。動揺しているほど、変な言動をとって、女性から減点評価を受けてしまう可能性が上がります。次のアポでOKがもらえる可能性があったのに、この減点によってもらえなくなってしまうかもしれません。
そもそも、私はアプリで本気でパートナーを作ろうと思ったら数を打つことは避けられないと考えているので、付き合う前のデートにはできる限りコストをかけないことをお勧めしています。
他人の目や耳が気にならない場所
映画やドラマではないリアルな告白のシーンなんて見る機会ないですよね。なので、そんなシーンは周囲の人から格好のエンタメになってしまいます。
人の目なんて全く気にならないというメンタルが鬼強い人は別に良いかもしれませんが、大抵の人は告白する場面を見られたり聞かれたりしたら気になってしまうのではないでしょうか?あなたが気にならなくても相手女性はきっと気にするでしょう。
なので、隣の席の距離が近い飲食店などはお勧めしません。
屋外で歩きながら告白が無難
高級店でなく席の距離とれるお店なんてなかなかないですよね。なので、私は屋外をおすすめしますしています。
食事した後などに、軽く散歩しよう、と言って屋外に出ます。
もちろん夜景など景色が綺麗な場所があれば理想です。でもそんなにロマンティックな雰囲気にはこだわらなくても大丈夫です。公園でもいいですし、オフィス街でもいいですし、商店街でもいいです。
ベンチとかに座って会話できる時間が作れればそこで言うのもありです。でも、タイミングよくベンチが無いことも多いので、歩きながらでも全然良いです。
いつでもいいのですが、散歩の開始直後よりも、ある程度歩いたなというタイミングで切り出してください。セリフは上述した感じで。
飲食店の中での告白よりも、屋外の方がいいのは、OKが出なくても、こちらの動揺が伝わりづらいからです。歩く時は2人とも同じ方向を見ているので、顔を正面からじっと見られることがないためです。また、OKが出なくて気まずかったら早めに解散という手段が取れる、というのもあります。
駅に向かう帰り道にサラッと告白でも全然OK
散歩に向いている場所がなかったり、相手が散歩嫌いだったり、天候が悪いこともありますよね。
そんな時は、飲食店などのデートしていた場所から駅に歩いて向かう帰り道に伝えるのでも全然OKです。私はこのシチュエーションで告白して交際に至ったことが複数回あります。
切り出し方は会話の流れ無視の「あのさー」でOK
歩いている途中、なかなか恋愛っぽい話にならないので告白できないなーと思っていると時間があっという間に過ぎてしまいアポが終わってしまいます。
そんな時はもう会派の流れ無視でこう言ってください。
「あのさー」
これです。
これを言えば女性は耳をこちらに向けてくれます。
そうなれば
「俺と付き合ってくれない?」
などの用意しておいたセリフを言いましょう。
シチュエーションや場所などはそんなに重要ではないと前述しましたが、会話の文脈もあまり重要ではありません。伝えたいメッセージを伝えることが大事なのです。
もちろん通常は話の流れを切らないようにしないと会話が噛み合わないやつ認定されてしまう恐れがありますが、告白など重要なことを伝える場合は減点されません。むしろよほど大事な話だという気持ちが伝わります。
返答を保留されても焦らないで
OKをもらえると期待していたのに、「まだ会うの2回目だし」「もう少し考えたい」などと返答を保留されてしまうことも多いです。
その場合、「なんで今、返事できないの?」や「僕のどの辺がダメなの?」などと、追及をするのはNGです。
2回目のアポまでたどり着いている時点で脈はあります。次回以降でOKをもらえることも多いので焦らないでください。
「ゆっくり考えてね」
と伝え、その日の残りの時間を楽しい雰囲気で終わらせるようにしてください。
ちなみに、保留する女性は脈があるのかないのかについては以下で説明しています。

シチュエーションが理由の先延ばしは絶対NG
完璧主義者の傾向がある方にお伝えしたいことがあります。
この記事では、してほしいことをシンプルに明確に伝えることが最重要で、場所やシチュエーションはそれに比べて重要ではないということをお伝えしてきました。
なので、「なんかロマンチックな場所じゃないな。告白は次回にしよう。」などと先延ばしにするのは絶対にやめてください。
マッチングアプリの世界では、数日で新たなライバルが登場します。せっかくあなたとの交際を考え始めていた段階だったのに、奪われてしまうかもしれません。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
繰り返しになりますが、「女性にしてほしいことをシンプルで明確な言葉で伝える」これを忘れなければ大丈夫です。意外に悩むことはそんなにないですよね。
あなたの告白が成功することを祈ります!